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映画&お買い物

 昨日は一日中雷が鳴っていて、不安定な天候だった。今日は一変していい天気だけど、暑いー。
 無理やり時間を作って、「ヒトラー、最後の12日間」を観てきた。映画館混み混みで、立ち見になってしまった。人気あるんだなーこの映画。前のほうに陣取って座って観た。3時間近くあったのでおしりが痛くなったけど、据わり観でもけっこうちゃんと観れた。いざというときのための簡易クッションとかあるといいなあ。映画館、用意してくれないかな? ふつうにパイプ椅子とかさー。
 というわけで、記念すべき映画100本目はドイツ映画の「ヒトラー」でした。政治色の強い映画が続いているねー。
 映画のあとはお買い物。わたしってほんとスーツが似合わない。体にボリュームがないせいか、スーツに着られてしまう。試着した姿が悲惨すぎる。店員のほめ言葉に惑わされずに、ちゃんと「似合ってない」と判断できる自分はエライわ、、、。結局、いろいろお店をはしごして、かちっとしたシャツを買った。胸元でリボンを結ぶから華やか感もあるし、なかなかいいと思う。何買うにしても、サイズにはいつも苦労させられるなあ。

ドイツ映画情報

 さっき某ドイツ語番組に、「ヒトラー、最後の12日間」の宣伝でブルーノ・ガンツが出ていた。ほんとにおじいちゃんになってるー。ドイツ語喋れるようになるといいですねー、みたいなこと語っておられました。大阪は7月30日から梅田ガーデンシネマでやる模様。忘れないようにしよう。
 あと、「青い棘」という映画もおもしろそう。1920年代のドイツの若者を扱ったものらしい。上映するのかな?? あ、オフィシャルサイト発見。上映は秋ですか。
、、、うーむ、妙になまめかしい感じが、、、耽美系か?

映画

 「エグザイル・イン・サラエヴォ」を観た。
 予想どおりの重厚な内容だった。記憶の鮮度が落ちないうちにコメントを載せておくけれど、正直、書いたことに自信がないなあ、、、。リアルすぎて重いです。
 解説にアルマ・シャバースのインタヴューが載っていて、当時サライェヴォ市民のうちに、「神は存在するのか、存在するとしたらなぜこんな状況を許しているのか」という問いが交わされたと述べていた。興味深く思ったので、メモしておく。

のみの市でお買い物

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黄色いタイプライターと青いエアラインバッグが可愛すぎる! ヨーグルトの小瓶はご愛嬌です。
これが欲しいと思ったものを一発でゲットしたので、すごーくゴキゲンなのです。

ついに買ってしまった・・・

 いちおう部屋の雰囲気とかインテリアとか人並みに気にしていたりするわけだけど、長年同じところに暮らしていると、いろんなモノが増えてきて、部屋の空気も澱んでくる。狭い家なので、適当に掃除してモノを捨ててなんとか凌いでいるけれど、捨てる分だけ買いこむことも多い。
 本とか服とかは衝動買いに近い形で、あまり何も考えずに買い込んでしまう。それも良し悪しだけど、ま、小物だし。それに対して、買おうかどうか随分逡巡したブツがあって、それを先日とうとう買ってしまった。何かというと、ステッパーです。あのひたすら踏み踏みして脂肪を燃焼するとかいうエクササイズ・マシーン。そんなものを買ってしまいました。逡巡するのも理由があって、場所をとる、部屋の雰囲気に合わない、メカメカしててなんか不細工、飽きたときにひたすら邪魔、効果あるのか?等々、いくらでもでてくる。なのに買ってしまったの・・・。
 買ったからにはがんばって毎日踏み踏みするさー。一日中家にいるときの運動量の少なさは考えるのがこわいくらいなので、この買い物は間違っていないんだと自分に言い聞かせる。とにかく一ヵ月後の効果に期待する。運動して、美味しいものを食べる!

映画

 『パーフェクト・サークル』という映画を観た。旧ユーゴスラヴィアの内戦を扱った作品で、見終わった直後もため息をついてしまう映画なんだけれど、少し時間がたつと、描かれている内容にもっときちんと向き合わなくてはと思わせる映画だった。
 この地域の映画は、何をみても、人間の描き方が秀逸。シンプルなのに奥が深い。東欧独特のセンスってあるよなーといつも思う。

ヤノシュの本

 ヤノシュの絵本が届いた。まず”Komm, wir finden einen Schatz”を読んだ。どんな話かというと−−
 ある日トラくんとクマくんは、金銀財宝の詰まった木箱を探してお金持ちになって、美味しいご馳走をたらふく食べて、素敵な服をきてダンスホールで踊ろうと、盛り上がりに盛り上がる。翌日さっそくシャベルとバケツをもって宝探しに出かける二人。穴掘りしたり、海賊の宝箱を探して海に潜ったり。途中、モグラやライオンやメンドリに出会って、みんなの宝物が何かを聞いたりしながら。でも何をやってもうまくいかないわけです。「世界は突然空っぽになって、海はとっても冷たく深くって。また川沿いのおうちもずいぶん遠くになっちゃって・・・」とがっかりする二人がなんとも哀れ。文無しになって、へとへとになって、やっとこさ家に戻ってくる。
 それから、庭で取れるカリフラワーに、塩とバタで味付けしたじゃがいもを添えて、ソファに座って仲良く食べる。耳を澄ませば、ミソサザイが囀り、太陽が庭の草をやさしく照らしている。ま、これも幸せだよね、とホッコリした終わり方。
 とにかく絵がかわいいし、トラくんとクマくんの旅にこっそりついていくる(?)カエルのギュンターとトラアヒルのオマケの旅も、見ていて楽しいのですね。

映画と掃除の日々

 やっとヒマをみつけて、清順の「狸御殿」を観にいこうとしたら終わっていた! よくあることとはいえ、やっぱりくやしい。「ヒトラー」がそろそろ公開だろうから、これは絶対日程をチェックしておかなければ。とにかくなんか見ようと思って、オリヴェイラの映画みました。見ごたえあるよね、この人の映画。以下に感想を載せておきます(また例によって無駄に長い。でもいろいろ書きたくなるような映画ではあった)。
 ここのところPCあまり開いていなかった。多少余裕があるとPC生活から離脱できるらしい。何をしていたかというと掃除です。実は春先に大掃除をして大量に出した本の一部(古本屋行きの予定でダンボール箱詰め)がいまだに玄関先に放置されていた。数ヶ月立つと、ごみの山も家具の一部に見えてくるというか、見えているけど見えていないというか、人間って都合のいい生き物よねというか、とにかく場所を占領していたわけですよ。それをやっと片付けた。やっぱりブックオフ行きでした。取りに来てくれるシステムはありがたいね・・・。
 あと、とってもみすぼらしい玄関先に、バラの花を植えた。もう蔦と雑草と葱しか生えていないという荒れようだったのだが、色がつくとちょっとは小マシになったのでうれしい。もっと早くこうするべきだった。こんなんばっかり。

アゼルバイジャンの音色

 時ならぬパラジャーノフ熱の再来、というほどでもないけれど、ちょっと刺激されてか、アゼルバイジャンの民族音楽のレコードなどを借りてみる。アルメニアかグルジアの音楽はないかと探していたんだけど、なかったのでアゼルバイジャン。ま、隣だし。宗教的には違うけどねー。ウズベキスタンやタジキスタンもあったけど、カスピ海の向こう側でちょっと離れすぎ? タールとかケマンチャとかいう弦楽器の音色が、なんともいえずよいです。ちょっと気だるく哀愁が漂っていて、蒸し暑い日本の夏にもいいかもしれない。
 

アンデルセン

 フカフカ枕、お気に入りです。頭を乗せるときの、ぽすっ!ふか〜に病み付きです。
 それはさておき、某番組のアニメ『雪の女王』にはまっている。映像がきれい、服装や時代考証がしっかりしている、しかも、女の子が行方不明になった大好きな男の子を探しに行くという女の子バージョンの冒険物。個人的にはツボですね。原作がウロ覚えだったので、思わず買って読んだ。あー、こんな話だったんだーと満足。アニメのゲルダは、原作のゲルダよりもしっかりしているようね。
 アンデルセンの童話には、バラやチューリップ、ジャスミンにスイカズラと、花の名前がたくさん出てくる。それにお月様やオーロラや妖精も。きれいでこわくて、雪の結晶のような世界。急いで読んで終わりなのではなく、時折手にとって、その結晶のような世界に入り込みたいと思わせる本だと思う。