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notiz

 某番組でジョルジュ・ド・ラ・トゥールの紹介がされていた。この画家についてはぜんぜん知らなかったけど、光と影の使い方が印象的だったので、また機会があればちゃんと調べたい。忘れないようにメモっとこう(名前を)。光と影といえば、今日見た映画「春の惑い」(監督:田壮壮)もそれがとても印象的だった。自分のなかでは何かがつながりそうな感触もあって、そういう意味でも興味をひかれた。
 わたしは最新情報をゲットするセンサーがあまり発達していない。というわけで、今頃知ったんだけど、川原泉の『笑う大天使』が映画化されるんだってね。ググればフツウに情報がでてくるので、もうソースは示しませんが、「和製チャーリーズ・エンジェル」の文字をみたときは「・・・・」てなった。川原ワールドのあの根っこの地味さ加減は、キャストなどをみるかぎりは再現するつもりはなさそうですね。別物と考えたほうがよさげ。一瞬興味がひかれたが、あっというまに霧散してしまったぞ。
東京でドイツ映画祭2005。6月4日から12日まで。行く機会はなさそうだけど、いちおうメモ。

テントウムシと菜の花

 一日家にこもっている日も多い。運動量も少ないうえに、気分もだんだん沈んでくる。散歩と称して外の空気を意識的に吸ったほうがいい、と自分にいいきかせているところ。
 その散歩の途中で、このまえテントウムシをみた。とても小さいから見過ごすところだけど、ぽちっとした丸みのある赤いものが、とととと、というかんじで歩いているのを偶然みつけてしまった。思わず顔がほころぶ。わたしはどうやらテントウムシは好きみたいだ。指を近づけたけど、乗ってくれなかった。ちょっと残念。ピアスにちょうどいい大きさなので、テントウムシをかたどったピアスを探そうと思った。立ち去るのがとても名残惜しかった。
 それから菜の花も見た。いつもとちがう路線の電車にのったとき、川沿いが一面黄色に色づいているのが突然目にとびこんできた。川の向こうのほうまで、点々と黄色い絨毯が続いていた。川越するまでの数秒間、窓から目が離せなかった。
 一日に一回は美しいものやきれいなものをみたいなあと思う。テントウムシや菜の花のように、突然視界に現れるものだと、なおいい。家にこもっていると、どうしてもそうした刺激がないから、きっと心の張りもなくなっていくんだ。せめて散歩は日課にしたいなあ。

映画評

 「エターナル・サンシャイン」の映画評アプしました。なんかいろいろ書いては消しました。小ネタで延々盛り上がれる映画だと思う。あ、ネタばれ注意です。
 桜がだいぶ散ってしまったけど、風が強いと花びらがひらひら舞っていて、きれいだなあと見とれてしまう。でも春眠暁をおぼえず的に眠い。電車のなかで本を読んでいると、つい寝てしまう。カントローヴィチの『王の二つの身体』という魅力的なタイトルの本を読んでいたのだが、おかげでちっとも読み進まない。でもこの本おもしろいなあ。

桜、桜・・・

 桜がきれいに咲き誇っていた。毎年この時期には桜も散り始めるころなのに、寒さが長引いただけあって、咲き始めも遅かったようだ。ちょっと意表をつかれた気がする。春の真打登場です。おもえば今年は、沈丁花も白蓮もコブシもいまひとつ咲き方に勢いがなかったので、桜の存在もなんとなく忘れていた。今週末にお花見の予定が入っているけど、風が強くなければいいなと思う(花粉症気味だし、コンタクトだし)。
 「エターナル・サンシャイン」を見てきた。映画館がどこにあるのか忘れるくらい、映画から離れていた。三月忙しかったものね・・・。売店のところからキャラメル・ポップコーンの匂いがおもいっきり漂う。あの匂いは嫌いじゃないけど、隣にすわった人があれを食べていたらちょっといやだなあ。ともあれ、「エターナル・サンシャイン」だけど、おもしろかった! すごくトリッキーな映画だった。近いうちにコメントをアプする、すべき、しなければ。いや、あまり気負うほどのものではないんですが。

お買い物

 おいしいチョコレートを求めて三千里、というわけで、昨日はVillarsのブラックチョコレート、カカオ72%を購入。まだ封を切っていないけど、このチョコとの相性はどうでしょう。この間、いろんなメーカーのを食べたけど(名前忘れた、フランス語系)、Guborのチョコレートはなかなかおいしかったです。お値段高めのチョコレートを買うと、ちまちま食べ・ちょこっと食いしなくてすむからいい。あくまでも個人的な効用ですが。
 それから、ハーブティも紅茶も切れていたので、毎朝用の安い茶葉とカモミールを買う。いちばん早く切れるのはいつも珈琲。珈琲>紅茶>ハーブティ>日本茶という具合に消費量が減っていくようだ。
 あと、チーズケーキ・ファクトリーのチーズバーもまたもや買ってしまう。最近ハマっている。チーズクリームとサワークリームで作られてあって、味が濃厚で珈琲と合うんだよね。形もシンプル。スティック状なので、手軽に食べられるところもヨイ。オレンジピール入りのより、断然シンプルなチーズバーのほうがおいしいと思う。
 あと、この冬履きつぶしたルームシューズを春用に買い替える。サイドをボタンで留める形で、ボテッとしたバレエシューズみたいな形。畳の部屋しかないのにルームシューズ。部屋の雰囲気とわたしの存在が合っていない気もする。めちゃくちゃだけど、やっぱ足元寒いしね。

バージョンアップ

 三月から本の整理をはじめ、デスク周りをずっと整理していて、PCも新しいものに替えた(といってもお古だけど)。スクリーンセーバー、壁紙、アイコン、メイラー、ぜんぶ新しいものに入れ替える。Firefoxを使っていたわりには、メイラーは惰性でまだbeckyを使っていた。このさいThunderbirdに替えてしまう。まだ途中だけど、アドレス帳もブックマークも整理するつもり。リンク切れも多いし、カテゴリーも考えなおしたい。筆記すべきは無線LANを導入したこと。ぐちゃぐちゃになっていたコード類がスッキリして、これは精神衛生上かなりヨイ。
 デスク周りがきれいになったら、つぎは自分をキレイにするぞ〜と、春用コートを購入。トレンチが流行っているっぽいので、トレンチを探してお店をはしごする。何着か試着したけど、色がいまいちだったり、襟のデザインがいまいちだったり。結局、シンプルなベージュのロングコートを買った。無難な選択だけど、服を選ばないデザインなので末永くお付き合いできるはず。ハンガーにかけて飾ってある新品のコートを見ると、沈んだ気分も吹っ飛ぶというものよ。
 それから美容院にいって髪型を変える。まだ今のままでもいいかな、と思っていたんだけど、気分を変えたいというノリで髪形を変えた。新しい服は気分が高揚するけど、新しい髪形というのは馴染みがなくて、(やめときゃよかった・・・)と後悔することが多い。思えば昔からそうだった。数日たてば馴染むと思うので、それまであまり鏡はみないことにしよう。
 春先はなにかと気分が沈みがちになるのだけれど、周囲と自分をバージョンアップすることで乗り切りたい。いうならば、アタシがキレイならそれでいいの!というノリです。でも、買い物依存症にならないようにしなきゃね。
 ・・・さっきhotmailをチェックしたら、これまでのメールがぜんぶ消去されていた! えー信じられない、30日以上ログインしていなかったっけ? そりゃ忙しかったけどさ、ここんとこ。hotmailむかつく、なんなのあの高飛車なシステムは〜。