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「女性は子どもを産む機械」

柳沢厚生労働相の「女性は子どもを産む機械」発言。
 この人にとっては、自分の母親と妻と娘(いるとして)ももちろん「子産み機械」ですよね。自分の身内の「機械」はどれだけ少子化に「貢献」したんですかね? 「生産量」をとりあえず公表してよ。
 男女を問わずどんな人間も「母」から生まれるのであって、「機械」から生まれるのではない。言う必要もないくらい当たり前のことだと思ってたけど。ま、「機械」から生まれたのはご本人だけってことでオケ? その「機械」から生まれた人間(人間?)は、どんなにご立派な「家族像」や「教育理念」をお持ちなのかも、ぜひ語ってほしいところだ。
 この国の政治家と官僚は、いかに金をかけずに子どもを増やすか、そういう発想しかしないってことがよく分かるエピソードだ。国の舵取りをしている連中がそういうセコイ発想をしているかぎり、少子化は止まらないだろうよ。

時間浪費改善作戦

 現在煮詰まり中。
 忙しいハズなのに、ついついネットサーフしてしまう悪癖をしょいこんで早数年。無線LANの電源を切ったり、喫茶店に行ったり、試行錯誤はしたけれど、意志の弱さとエンジンのかかるのが遅い性格が禍して、相変わらず同じ悩みをしょいこんでいる(アホだ・・・)。年明けからは、「時間浪費サイトにアクセス制限をかける」という記事を読んで、invisibility cloakをダウンロードした。ついつい読んでしまうサイトを次々ブロックしていく。悪癖はそう簡単に直らないけど、それでもちょっとはマシになったかなあ? ニュースサイトはブロックしていないけど、googleの自分使用のコンテンツでタイトルをざっとみて、気になる内容を読むくらいならさほどの時間浪費にならないのでヨシとしよう。
 一段落ついたら、「マリー・アントワネット」見に行くんだ、、、(遠い目)。ああいうキラキラしたものには、ついつい目を眩まされてしまう。いわずとしれた少女マンガの王道中の王道だし、小悪魔・ロリータ・ガーリッシュ系の延長にもとれるし、ナチュラル指向ロハス系にも手を伸ばしているし、いろんな層から動員しそうだなあ。女子向け全方位外交映画ね。 

たまにはハンバーグなど食べたい

 オトメ日傘部部員なわたしは、普段かばんのなかに日傘(兼雨傘)を入れて持ち歩いている。でも冬はちょっと荷物減らしの対象にしてしまう。そしてそういうときにかぎって、雨に降られてしまう。普段持ち歩いているのになんで今日に限って〜と恨めしい。でも駅についたとき「善意の傘」が一本残っていた。「ラッキー」とばかりに飛びついて、開いてみると「おジャ魔女どれみ」ちゃんの傘だった(←どピンク)。だから残っていたのか・・・。がっくし。
 今日はハンバーグを作った。仕事帰りで疲れているし、肉団子にして簡単鍋にしようかな〜と思ったけど、やはり初志貫徹。玉葱・大根・人参で嵩をふやしてハーブ類と豚ミンチと合わせ、片栗粉でつないで形を作る。両面を焼いたら、シメジとトマト缶のトマトとバルサミコ酢のソースのなかで煮込む。水分飛ばしてある程度煮詰まったら出来上がり。適当に作ったわりには美味しかった。やっぱりハンバーグは分厚いのがいいねぇ。

ワンピ

 風が強くて外に出るのがいやな一日だけど、バーゲン・シーズンなので無理やりお買い物に行く。
 入った店で、店員さんに黒系のジャケットとスカート上下のスーツを勧められ、試着してみるとぴったりだった。最近の服は身幅が狭くピタッとしたかんじで作られているから、体の小さいわたしには助かる。でもこのスーツは今ひとつ自分のイメージに合わなくて、迷ったけれど断念した。同じ店にぶらさがっていた小豆色のワンピースは一目見て気に入った。でもサイズが合わないかなーと思ったけど、試着してみると全然OK。縦のラインが強調されて、スレンダーな印象になるのがうれしい。腰のところで緩く紐を結ぶのがアクセントになっていて、これがないとすごく地味になってしまう。ゴージャスなコートとあわせたいところだが、持ってないなー。
 新しい服のコーディネートを考えるのってなんでこんなに楽しいんだろう。壁にぶら下げてあるのを眺めては妄想がとまりません。
 

 久しぶりに実家で弟と会った。何年ぶり?っていうくらい。久しぶりに会ってびっくりしたのは、考え方や行動パターンがよく似ていること。違うのは、向こうのほうが徹底していて迷いがないことか。
 たとえば、わたしはパンが大好きだけど、弟もパンが好きで、あちこちのパンやめぐりをしていた時期があったらしい。パン屋の情報交換で盛り上がり、わたしがパン焼き機でパンを焼いていることや小麦粉の種類の違いについて話すと、すごくノってきた。あと、レシピどうりに作らず、勝手に配合を変えてしまうところや、自分で料理をすると好きな味に調節できるからいいよね、という点で意気投合したりするところも、なんか似ていて笑える。
 弟の方が徹底しているなーと思うのは、自分流のレシピをちゃんとメモしていることと(全部データ化しているらしい)、試行錯誤がすごいこと(例えば、卵抜きで滑らかな舌触りのアイスクリームを作るための試行錯誤など。レシピ教えて!とお願い中)。あと、テレビの料理番組はすべて録画しているらしい(これは一部マネしようと思った)。
 仕事で忙しい母は料理に時間を割く人ではなかったし、父はまったく料理ができない人だったから、うちは料理好き・食べるの大好き家族というわけでは必ずしもなかった。だから、今二人で料理談義で盛り上がるのが、すごく不思議。弟は小さい頃、大きくなったら自分で稼いだ金で自分で美味しいものを作って食べたいと思っていたらしい。わたしはそこまで思わなかったなー。母は「悪かったね!」とそっぽを向いていたけど。

happy new year 2007

あけましておめでとうございます。
お雑煮とおせちでお祝いし、昼から住吉大社にお参りにいく。年末にがんばって掃除もしたので、家の中もピカピカ。スケジュール帳も新しいものに切り替えたし、しっかり活用して時間を有意義に使いこなしたい。よい年になりますように。

ビスコッティーノ

 生クリームとふわふわスポンジの「いわゆる」ケーキは好きではないため、ここのところ街中で大量販売しているクリスマスケーキにはまったく食指が動かない。それで、クリスマスに便乗して、ビスコッティーノとガトー・ショコラを焼いてみることにした。パンと同じで、口溶けのよい柔らかいケーキよりも、固くて味もがっしりしているケーキのほうが好きみたい。
 ビスコッティーノって、ミルクティやカフェオレにつけながら食べるとすごく美味しいので大好きなのだけど、作ってみて意外と簡単だったのでびっくりした。ちゃんとああいう固い仕上がりになった。今回は、オレンジピールだのアーモンドだのアーモンド・パウダーだのを買いに走ったので、下準備が面倒だったけど、そういうのは別に省いてもいいような気がする(ま、オレンジピールとかナッツ類があるから美味しいのかもしれないけど・・・すぐにレシピから逸脱するいつものクセが)。四角く焼いて包丁でざくざく切ってもう一度焼くので、型抜きする必要もなく、ほんとに簡単。
 ビスコッティーノも細長いお菓子だけど、最近は、ショートケーキ型やパウンド型よりも、細長い形に心惹かれる。チーズケーキとかスティック状になっていると、それだけでおいしそうに見える。そんなわけで、正方形の焼き型を買った。15cm四方を探していたけどなかなか見つからず、18cm四方で手をうった。まあ大は小を兼ねるでしょう。とりあえずこれで細長いお菓子は作れるハズ。あとは一辺3cmか5cmくらいの立方体のケーキをゴロゴロ作ってみたいなー。 

pallalink at PingMag

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pallalinkのpallaさんのサイトがPingMag The Tokyo-based magazineで紹介中。英語と日本語のバージョンあり。
ついでに。
artist pick up: 吉村亜也子・Palla
from photography to moving images: Cityscape
at remo, Osaka
1/12(金)-2/18(日) 15:00-21:00 (open:木曜日ー日曜日)
500円

紅葉狩 奈良信貴山

 紅葉狩りをかねて奈良の信貴山にハイキングに行く。
 ハイキングといっても、さすがに運動靴は履いているものの、街中を歩く格好と変わりないくらいの軽装で、山中で出会う人たちの服装とはなんか違っていて、まるで間違って迷い込んだ人みたい。それにわたしはアウトドアの経験値がかぎりなく低い人間なので、「イノブタに注意!」とか「落石注意!」とか書いてある看板に出くわすと、いちいちビビって心臓にわるい。イノブタって何?イノシシのこと?注意しろって言われてもどう注意したらええのん?だいたいイノシシならともかく熊とか出たらどうしよう、といった(多分どーでもいい)思考のループから抜け出せなくなる。それでも山は空気も澄んできれいだし、山あいに黄色・緑・赤が入り混じる秋の風景を見ているときだけは、デトックスでロハスな休日を満喫するワタクシになる。あとは日ごろの運動不足がたたって、ひたすらしんどいだけ・・・。
 山を越えて、真言宗の総本山にたどりつく。この辺は車であがってきた観光客もいっぱい。お山の中は銀杏や紅葉が鮮やかだった。毘沙門天を祀っているお堂には、なんでも貴い宝玉が納められているらしく、100円払えばその宝玉のそばにまでいけるという。何の気なしにやってみたけど、これが意外におもしろい。細い階段をおりていくと通路は真っ暗で、いつまでたっても目がなれないくらいに真っ暗なまま。そこを壁の感触を頼りに進んでいくと、小さな祠があって、毘沙門天や阿弥陀如来や不動明王らの小さな仏像が祀られている。更に進むと、鍵がかかっている場所があって、そこに宝玉が納められているらしい。でも目は見えないままで、鍵と格子の感触だけで宝玉の存在を想像するという仕掛けになっていた。
 お山はけっこう不思議空間で、あちこちに寅がいるのはご愛嬌。民衆信仰が色濃く現われているところがおもしろかった。

ピクニック

 秋晴れ、というには少々曇っていたけれど、暑くもなく寒くもない季節なので、ピクニックに行くことにする。近いところにある公園は、市内にあるせいかいつも混んでいる。電車にのって郊外の公園に行った。
 ピクニックの楽しみはなんといってもお弁当。三段重ねの重箱に、炊き込みご飯で作ったおむすび・玉子焼き・即席ピクルス・ウィンナー・かぼちゃの煮物を入るだけ詰め込んだ。昨日焼いたマドレーヌとカフェオレを入れたポットをもつと、結構な重量になる。重箱って重い。でもたっぷり入るし、それに風情があるし。・・・もっと軽量の竹編みの重箱とか探してみようかな?
 郊外の公園は、遠くまで見渡してもマンションの影一つ見えない。人はけっこういたけれど、それでも空間の余裕がある。池のところでは、ラジコンのヨットを浮かばせている人たちがたくさんいた。ヨットが帆をふくらませて水面に浮かんでいるのは、なかなかのんびりした光景だった。紅葉を楽しむにはまだまだ時間がかかりそうだけど、もう少し葉が色づいてきたらまた来ようかな。