ガトー・ショコラ

 ガトー・ショコラに再び挑戦。お菓子づくりはストレス発散行為ですな。
 しかし今回の出来は、我ながら素晴らしかった。レシピとポイントを忘れないうちにメモしとこう。
レシピ
・チョコレート(ハーフビターのクーベルチュール)100g
・無塩バタ 50g
・卵黄 3個
・卵白 3個
・小麦粉 60g
・ココアパウダー 30g
・ミルク 40cc
 砂糖は抜いて作った(チョコにすでに入ってるしね)。成功したポイントは焼き時間だと思う。前回は160度40分焼いたら焼きすぎで固くなってしまい、ケーキも苦味が強くなってしまった。今回は160度で30分焼いた。膨らみはあまりなくて、表面も割れたりへこんだりしなかった。へこむのが特徴のケーキだというから、失敗かなあと思ったんだけど、チョコレートの風味が消えておらず、苦味も程よく味わえ、重厚感もあり、すごくおいしかった。
 わたしってもしかしてパティシェになれる!?と興奮気味だったが、冷静に考えると、人様に食べてもらうにはあまりに甘くないので、一般的な味とはいえないか。ともあれ、個人的にはすごく気に入った味になったので、ちょっと感無量。濃いブラックコーヒーと合います。

色バトン

メアリさんとこよりバトン回ってきましたー。
■自分を色に例えると?
メアリさんに「チョコレートブラウン」と言われました。自分では考えたことない色だったけど、いわれてみると、深みがあってすごくいい色かも。
ガトー・ショコラを作るときは、その色合いの美しさを堪能する。
チョコレートは、ブロック状のときはそっけない塊なのに、溶かすとなんともいえない光沢のある色合いになる。次にバタを、その次に卵の黄身を混ぜると、黄色いキレイなマーブル模様がチョコレートのなかに溶け込んでいく。微妙な変化だけど、うっとりする時間。メレンゲを入れると、ちょっと魅力はダウンするかな。
■自分を動物に例えると?
エミューがいいですエミュー。大地をランダムに疾走するの。
■自分を好きなキャラに例えると?
ヤノーシュのカエルくん!といいたいが、彼のキャラクターはイマイチつかめない。
もっと自分に似ているのは、エリック・カールの「はらぺこあおむし」くんかも。調子にのって食べ過ぎて、おなかが痛くなって、次の日に体にやさしいもの食べたら治った、ってそりゃわたしの行動パターンと同じですよ。
■自分を食べ物に例えると?
んーと、蒸し物?
肉まんとかシューマイとか蒸しパンとか。

ガトーショコラとパンレシピ4(ハードトースト)

 2月はどうしようもなくチョコレート大好き曲線があがってしまう。いったん解禁にすると止めようがなくなるのか、無駄にネットサーフしてはチョコレートのレシピを見てしまっている。そんなわけでついついビターな製菓用のチョコレートを買ってしまう。そしてガトー・ショコラに挑戦する。複雑なお菓子は作れないので、もっぱら焼きっぱなしのシンプルなものしか作らないけど、ガトー・ショコラはいいね。素朴なのに、なんとなく贅沢感が漂っていて。
 レシピ本に書いてある分量から、砂糖とバタを大幅に減らして、生クリームはミルクにして焼いてみる。一晩おいて食べてみると、かなり苦味が強いケーキになってしまったけど、バニラアイスをかけて食べるとおいしかった。まだチョコが残っているので、もういちど焼いてみる。
 そうそう、パンのレシピも忘れずに書いておこう。
・強力粉 400g
・イースト 専用スプーン大1
・塩 小1.5
・お湯 250cc
 今回は普通の食パンを作ろうと思った。ただ、焼き時間を減らすために、1・5斤だけど1斤モードで焼いてみた(だから3時間50分焼き)。仕上がりはハードトースト。皮の焼き色が薄めでバリバリに固くはなっていない。どんなものかな? 
 膨らみがイマイチだったのは油分と砂糖が入ってないからなのかなあ。イーストを発酵させるための温度を上げすぎてもダメとか?

パンレシピ3(ライ麦25%パン)

今回はライ麦パンです。
レシピ
・強力粉 300g
・ライ麦粉 100g
・ミックスフルーツ 50g
・イースト 専用スプーン大1
・塩 小1・5
・お湯 250cc
・全粒粉パン用のコースで予備発酵短めの4時間焼き。
仕上がり
 このパンもまたすごく小さくがっしりした出来。でも前回のパンほどはずっしりしていない。膨らみを小さくして密度を高くするのはできる。中身はそれなりにモッチリした噛み応えになる。でも皮の部分が固すぎる、、、。水分が抜けすぎて乾燥が進むんだろうか? もう少しトーストするのを軽めにしたほうがいいのかなあ。
 あと、ミックスフルーツを漬け込んだものを入れたけど、粉の重みでか、ぜんぶ下に沈んでしまった。ライ麦パンのときには何もいれないほうがよさそう。前も同じ失敗したのに、ついつい忘れてしまうのだな。

リンツの99%チョコレート

 歯医者通いも一段落して、チョコレートにかけていたセーブが解き離たれてしまったかんじ。懲りないヤツ・・・。以前から食べてみたいと思っていたリンツの「エクセレンス99%カカオ」をついに買った。もう甘みがぜんぜん感じられず、カカオ豆のローストした苦味が塩味にすら感じられてしまう一品。こんなに甘くないのに、原材料には砂糖が入っているのね。気付けみたいなチョコだ。
 チョコレートが舌の上で蕩けるマッタリ感があまりなくて、素で食べるのはイマイチかも。何か飲み物とあわせたいんだけど、さて何が合うんだろう? ミルクティだと負けたわ。扱い難しい〜。
 バレンタインチョコ、義理モノをいくつか購入。普段板チョコばかり物色しているわたしは、デコラティヴなチョコは食指が動かないのだが、ま、自分が食べるわけじゃないし、見栄え(と包装紙)のほうが大事だし。無難な選択・・・。

パンレシピ2

 昨日焼いたパンは、これまでにないくらい小さく重いパンだった。見かけは小さいのに、手にもつとずっしり。最初失敗したかと思ったよ。薄めにスライスして食べてみると、お店で買うような食事パンに近い噛み応えだった。サクッとしているのではなく、食感も重い。こ、これは、もしかして理想に近づいた? ただ、油分を入れていないから、すぐにパサつきそう。
レシピ
強力粉 200g
全粒粉 120g
リ・ファリーヌ(米粉) 80g
干し葡萄 40g
干し無花果 30g
スキムミルク 大1・5
塩 小1・5
イースト 専用スプーン大1
お湯 250cc
全粒粉は入れれば入れるほどずっしり感がでるなあ。リ・ファリーヌはあったから入れてみた。もっちり感がでるかと思ったけど、入っていない分と食べくらべしないとよく分からない。
 ところで、パンのせいかもしれないガッカリな出来事が二つ。
 一つは体重増加。ま、かならずしもパンのせいではないよね・・・。北極グマとかシベリア・タイガーが巨体なのは寒いところにいるからであって、寒いと脂肪を溜め込むのは自然の摂理なわけで、人間もまた冬は太るサイクルにあるのが自然の摂理なわけであって・・・。歩数計が目をむくような数値をだすのも心臓に悪い。こわれてないのかなー。
 もう一つは、屋根裏にすむヤツが活動を開始したらしいこと。半年くらいこの神経衰弱的状況から解放されていたのに、やはりパンを焼く強烈な匂いに誘われたのか、昨日久々に出現。もういや〜。

パンレシピ1(memo)

 せっかくなので、焼いたパンのレシピをメモしていくことにする。あとで自分がみて思い出せるように、というか正確にいうと、焼いたパンの出来がいいのか悪いのか、素人なわたしには判断つきかねるので、とりあえずデータの蓄積をしておこうと思った次第。
 ちなみに、パン焼き機はMKベーカリー、パンは1.5斤の分量。計量スプーンと計量カップはパン焼き機についていた専用のもの。
レシピ
強力粉 350g
ライ麦粉 50g
水 250cc
塩 小1.5杯
スキムミルク 大1.5杯
ドライイースト イースト用スプーンA 1杯  
干し葡萄 40g
干しイチジク 30g
・砂糖、バタ抜き。
・強力粉は江別製粉はるゆたかブレンド。国産小麦なので水は少なめ。
・パン窯をお湯で温めて、水もかなり熱めにする。
・4時間10分、タイマーセットなしでスタート!
仕上がり
・ライ麦粉を入れるせいか、冬の気温の寒さゆえか、はたまたバタと砂糖を抜いているせいか、パンは窯の4分の3くらいの大きさまで膨らむ。
・膨らみが小さい分、生地の密度は高いのか、噛み応えはある。
・皮の部分は少し固くなりすぎ。トーストしたからかな? もしくは4時間焼きで十分なのかも?
・ついでに・・・パンに塗ったのはクリームチーズと菩提樹の蜂蜜。この蜂蜜はずいぶん淡白な味。

プーシキン美術館展

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 国立国際美術館でやっていた「プーシキン美術館展 シチューキン・モロゾフ・コレクション」を見てきた。 混んではいたけど、ちゃんと見れたのでよかった。
 セザンヌの「池にかかる橋」が一番印象的だった。緑のラインが交差しながら幾何学的な模様を作っている。よく見ると、森の木立と橋が描かれているのだけれど、一見それが分からず、視線と対象物の関係が一瞬混乱するのだ。セザンヌがフォービズムやキュビズムの先駆けになったというのが納得できる絵だった。
 マティスの「金魚」も、色と線と筆の流れだけを取り出せば、カンディンスキーにつながっていくような印象をもった。ガラスと水のなかに金魚がいるように描かれるのではなく、金魚が前面に飛び出しているあたりがおもしろい。また、同じくマティスの「白い花瓶の花束」も、花の部分の背後ではなく、花の上に影をのせていて、物の見え方に関する試行錯誤が繰り返されているように思う。
 展覧会のあとではロシア物産展もやっていて、そこで菩提樹の蜂蜜を買った。菩提樹の蜂蜜・・・なんて優雅な響き。黄味をおびた薄めの色合いで、どんな味なのかすごく楽しみ。
 
ついでにミュージアム・ショップでbook dartsという銅製の栞のようなクリップのようなものを買う。スケジュール帳にカラークリップで印をつけていたものを、こちらに変えることにした。ノートに膨らみをもたせず収まっていいかんじだ。ペン先の形をしているのもカワイイ。あ、サイトもある! ”a book is like a garden carried in the pocket.”とか “any book you haven’t read is a new book”とか書いてあって、ちょっと小洒落たアイテムね。
 ランチは本町まで歩いて、とあるカフェで食べた。和スウィーツのお店で、食後にほうじ茶のシュークリームとか抹茶のクリームブリュレを注文した。甘くなくて、お茶の香りがして、はじめて食べる味。ちょっと気に入ったので、お気に入りのお店としてインプットしておこう。
 盛りだくさんの一日だった。

パンを焼く日々

 パンを焼きに焼いて、とうとう強力粉が切れた。先日、第二陣の強力粉がどさっと届く。前回は全粒粉パンやライ麦パンやフランスパン(風)に傾斜して焼いていたけど、今回はちょっと甘めのパンにも挑戦しようかと、ココアを入れたりミルクを入れたりフルーツミックスを入れてみたりしている。抹茶とかきなことか小豆とかにも挑戦してみようかなあ。甘いパンはそんなに好きでもなくて、ココアやフルーツミックスはケーキに混ぜ込んだほうがおいしいとと思うので、多分ひととおりやってみたら満足して飽きると思う。
 パン焼き機の押していないボタンもたくさんあるので、今日は「早焼きパン」というボタンを押してみた。さっき出来上がったけど、発酵を一回にするからか、どうも膨らみが悪くなる? このボタンはもう押さないかなー。天然酵母のボタンは、まだハードルが高くて手を出していない。
 食パンばっかりだと飽きるだろうし、機械を買っても使わなくなるのが心配だったけど、意外とわたしはマメみたいで、飽きずに焼き続けている。米を洗うのと違って、粉だの塩だのイーストだのいちいち計って準備するのが面倒なのに、疲れて帰ってきても黙々としている。この情熱はいったいどこから来るのだろう。われながら不思議だ。
 でも、食パンばっかりで飽きるというのは確かで、最近は街中に出ると、ちょこっとだけ黒パンとかブールとかを買い込んできてはいる。ああいうどっしりした酸味の強い黒パンってパン焼き機では無理っぽい。フランスパンとかブールとかカンパーニュとか、丸みのあるパンは皮の部分をできるだけ満遍なく焼く形なんだとあらためて思った。中身の白い部分がメインの食パンを焼くパン焼き機だと、その辺は限界かも。焼き上げた皮のおいしい部分は、てっぺんだけになるもんね・・・。

映画(イエスタディ、ワンスモア)

 「イエスタディ、ワンスモア」を観た。カルいレヴューをさくっと載せておきます。
 映画はレイトショーだった。出先帰りに、本屋よって、晩ごはんを済ませて、疲れた〜とか思いながら映画館に行った。とにかく何か見る!というかんじだったから、この映画でなくてもよかったのだが、他の映画だと晩ごはん食べる暇も本屋さんによる暇もないことになる。9時以降に始まるのはこの映画だけ。選択肢がなかっただけけど、それなりにおもしろかったので満足。オマケでジャスミンティをもらいました。