Muthu
1995 年 インド
監督: K.・S・ラヴィクマール
出演: ラジニカーント
ミーナ
サラットバーブ
この映画の何がすごいかっていうと、ストーリーが展開するかと思えばすぐさま強烈なダンスシーンが始まって、歌い踊り終わったころには、観ている方に前のストーリーをさっぱり忘れさせてしまうところだ。しかもスローモーションで踊っているのに普通の速さに見えるんだから、実際にはいったいどのくらい速く踊っているんだろう? 出てくるオッサンたちはみんな太ってるし、太っているのが美しいのかなあやっぱり? ああ美的感覚がちがう。しかもムトゥの出生の秘密って、なんじゃそらなストーリー展開。馬車でカーチェイスするときも、追いかける悪党どもがつぎつぎに馬車から投げ落とされるんだけど、「投げ落とされる」というよりは、自分からスピンかけて馬車から飛び出していっているようにしか見えないぞ。第一部と第二部に分かれていて、第一部が終わった後、ムトゥがいきなり「人生はドラマだ!!!」って叫んで「ちょっと休憩」という文字が入るのには、腹がよじれるほど笑いました。もう改行なしの一気書きコメントよ。
by kiryn (2002/1/2)
mu