ドストエフスキー『悪霊』

 天皇家のアイコちゃんの誕生祝にタイ王室から子象をプレゼント、という記事を読んで、ちょっと羨ましくなった。子象だよー、ぜったいカワイイって。いいなー、わたしも誕生祝いにキリンのこどもとかプレゼントされてみたいぞ。でもどこで飼うんだろう?と思ったら、上野動物園だって。ふーん。象を贈られても飼う場所に困らないなんて・・・もうわたしは今からデモクラットになるぞ。そしてすべてのコドモに子象を!だ。
 今日は台風のあとのせいか、びっくりするくらい空がきれいだった。それにどういうわけか、昨日も今日も熱帯夜ではないみたい。クーラーつけなくても過ごせるくらいに涼しい。こういう夜は、のんびり小説でも読みたいなあ。今よみかけの本、いったい何冊あるんだろう? 
 とりあえずドストエフスキーの『悪霊』、これは上巻があと少しで読み終わる。ちびちび読んでいるから、謎めいた話がずっと続いていて、ミステリーを読んでいるような気分になる。スタヴローギンという人物が謎めいていて、彼の動向が気になっている。
 無神論や人神思想といった、ドストエフスキーの作品にはおなじみのテーマも再び登場してくる。こういった問題はどう理解すればいいのか考えあぐねるところがあるけど、かなり興味をそそられている。無神論の問題は、神への強烈なまでの信仰と裏表の関係にあるんだろうとは思うけど・・・もう少し勉強してみよう。ともかく早く『悪霊』を読み終えたい。