親密な関係

 暑い。この時期はテンションさがりまくって、ダメです。予定がどんどんずれ込んでいって、気がつけばもう8月。7月末までに終えようと思っていた仕事、今やっと一つ片付けた。もう息切れしそう・・・。
 毎日毎日35度とか36度とか続いて、尋常じゃない。こどものときもこんな気温だったっけ? こどものころは、ラジオ体操、虫取り、花火、海水浴、プール、ひまわりやあさがおの観察等々、夏休みにやることはたくさんあったから、気温なんて覚えてない。今は(仕事以外)やることないから、気温でグダグダいってるんだろうなあ。情けないことに。
 このまえ、イッポリートくんたちと話をしていたとき、小学生・中学生の女の子たちはどうして連れ立ってトイレにいくのか、という話になってきた。なんかよく分からない「仮説」をイッポリートが打ち出したりしてきたが、ピント外れだと思った(もう覚えていない)。
 わたしは中学のときには、多少背伸びしようとしていたのか、いっしょにトイレに行くという行動は幼稚だと思っていたので、中学生の女の子の行動パターンはなんともいえそうもない。ただ、小学生のころを思い出すと、5、6人のグループでいつも行動していた。トイレにまでいっしょにいったかは覚えていないけど。詳しくいえば、いつも5、6人でいっしょにいるというよりは、そのなかでも特に仲よしの子と親密な関係を築くのに夢中だったような気はする。交換日記をやっていたし、秘密を共有するのがとても楽しかった。秘密なんて、いくらでも作り出せるものだった。(今おもえば、かぎりなくツマンナイことだったんだろうけど。日記がでてきたら、笑い転げるか赤面するかだろうなあ。)
 そういえば、中学のときにも、手紙の交換はひっきりなしにやっていた。授業中にどんどん回ってくるし、休憩時間にはよそのクラスの子からも回ってくるし、いったい何が楽しくてそんなことをやっていたんだろう。今の中学生もそうなのかな?
 とりあえず、イッポリートたちには、女の子のほうが繊細なのよといいくるめておいた。
 昔から、複数の人数で行動するのは苦手で、特定のお気に入りの子と仲良くしたいという気持ちのほうが強かった。大学に入ったころまでこの傾向を自覚していなくて、友人を不快にさせてしまったことがある。みんなといるときは、みんなと話をするもんだと怒られた。以後反省しているんだけど、染み付いた習性はなかなか抜けない。大勢で話をするよりも、少人数で話をするほうが断然おもしろいので、つまらない話題だと適当に席を外してしまう。いやー、なかなかオトナになりきれませんね。