ドレスデン

 デパ地下に入っていたケーニヒス・クローネで、抹茶ゼリーとマンゴー・プリンと焼きプリンを買う。
 ケーニヒス・クローネ、それは商品名にドイツの都市名をつけまくるが、ドイツを連想させるものはほとんどなく、ひたすら「和」を追求する謎の洋菓子屋。ちなみに、抹茶ゼリーに白玉と小豆をたっぷりのせた商品は「ドレスデン」、栗の渋皮煮を敷いたあっさり味の焼きプリンは「ベルリン」である。うまけりゃそれでいいのかもしれないが、スパゲッティにトマトケチャップをまぶして「ナポリタン」といっていた時代の趣がある。ある意味キッチュ。あるいは単にベタなだけ。
 でもなんでマンゴー・プリンにはドイツの都市名をつけないのだ? そういう首尾一貫性のなさはいかがなものかとミスター・ダンケ(←トレードマークのクマ吉の名前)に抗議したい。
 ドレスデン・・・そういや今は洪水にみまわれているのだった。プラハもえらいことになっているらしい。でも前にプラハに行ったとき、ひどい人種差別をされて、わたしにとっては超ムカつく街なので、洪水で世界遺産がどうこうといわれても、「あっそ。観光資源しかないショボイ街なのに大変ね〜」くらいにしか思わない。ドレスデンは、別にいい思い出もないが悪い思い出もないので、「がんばってくれ」くらいには思っている。
 個人的記憶においても、抹茶ゼリーとドレスデンは結びつきませんね。

ドレスデン」への2件のフィードバック

  1. kiryn

    昔、ケーニヒス・クローネについてなんか書いた覚えがある、、、あったあったコレです。「1ガツ21ニチ」の日記でした。http://www.kiryn.net/parchi…

  2. kiryn

    ↑なんか、間違い発見。ケーニヒス・クローネはKoenigs Kroneで「王冠」でしたね。んん?Koenigskroneと一語なのかな?

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