少女マンガ

 新しいめがねがまだ顔になじんでいない。鏡を見るたびに違和感を覚える。眼球にもまだなじんでいない。今日本屋さんで並んでいる本の背表紙を見ていたら、めまいがした。なんか見えすぎてヘンなかんじ。コンタクトレンズだとこんなめまいは感じないんだが・・・。まったく、ファッションでめがねを選べるくらいに視力がよくなりたいよ。レンズが高くつきすぎて、とてもじゃないが5000円とかでは作れません。
 先日近所の古本屋さんで、なつかしの少女マンガを買う。なつかしの、といってもいまなお連載中の『papa told me』だけど、最初の頃の巻なので、「なつかしの」でもいいでしょう。 
 主人公の的場知世サンは、今じゃスーパー小学生、他の登場人物もレベルアップしてカッコよくなりすぎ。登場人物がいつまでも同じ年齢で長期連載化してしまった作品の運命(?)にさらされている。最初の頃は、父子家庭など、模範から「逸脱」した人々に対する世間の偏見を、小学生の目からさらっと描いていて、いいかんじだったんだけどなあ。ビミョーにメルヘンなあたりが、わたしの趣味ではありませんが。
 ところで、わたしの場合、古本屋さんでついつい探してしまうのは、近藤ようこさんの作品だ。そんなにがんばってないけど、実はコレクター。もうかなり集めたせいか、最近はぜんぜんヒットしないのでカナシイ。中世日本を題材にしたあたりの作品が好きです。