古本市

 仕事が終わってはいないのだけれど、せっかくの連休、しかも天気は上々の秋の一日なので、思い切って出かけることにした。行き先は、天満宮でやっている古書市。
 お昼ごはんをせっかくだから、天神橋筋商店街沿いにあるタイ料理のお店にしようと思っていたら、お休みだった。久しぶりに食べたかったのにと残念に思ったが、コンビニでおむすびを買って、古書市をやっている境内で食べることにした。
 緋毛氈をひいたベンチがあって、そこに座っておむすびを食べる。半そでで十分なくらいの陽気だし、戸外でものを食べるのも久しぶりでとても気持ちよく、ヘタにお店に入らなくてよかった。
 古書市の出店はまあ多くもなく少なくもなく、明日が最終日のせいか、そんなに混んでいるわけでもなく、ゆっくり本をみることができた。結局本を買ったのは、欲しい本がよくヒットするいつものお店だった。こんなとこまで出張してきて商売しているのだなあ。レジはバイトさんぽかったけど、ご苦労さんです。
 今回は、そこそこ店の量があるので、いつもよりはよく買ったけど、これは!という出会いはなかった。これ昔読んだけど、この値段だったら持っていてもいいかあ、というのが多かった。あと新書の類。絶版本でもう入手できないのに安く買えたぞ、というのがあると嬉しいんだけど。今回はそういう出会いはなかったわー。
 
 ちょっと疲れたので、アイスクリームを買ってきて、またベンチに座って食べる。そこで初めて客層をゆっくり見た。電脳タウン日本橋とはまた違うタイプのオタクが多いかも。長髪というわけでもなくおかっぱ頭というわけでもないが、妙に髪の長くて、どこに売ってるのか分んないよな大きなめがねをかけている人が多いぞ。あれは古本関係の業界人なのか??
 帰りは天神橋筋商店街を通って帰った。梅田に出るとまた歩き回って疲れが倍増しそうなので、寺内町散策にとどめておいた。こんなかんじで連休はおしまい。リフレッシュになったでしょうか。

古本市」への3件のフィードバック

  1. あざらしくん

    いるいる、そういう「業界人」。京都の百万遍知恩寺では今月末から「秋の古本祭り」だよー。ちゃんと行く前には自分の本棚をしっかり確認してから行くこと。そうでないと「資料」という名のもとに、持っている本を買ってしまうことに。このへんは、洋服のバーゲンの前に自分のタンスをチェックするのと似てるわね。

  2. きゃりこちゃん★

    いいねえ古本市。行きたいぞ★
    そうなんですよ、絶版本と出会えると嬉しいですよね。でも、なかなか会えないけどね〜。
    今つかまえておかなければもう会えないかもしれない!っていうスリルにそそのかされて、がしっと鷲づかみに・・・・・・珍しく強引になる自分が嬉しいのだぁ。(謎)

  3. kiryn

    すでにもってる本を二度買いしたときのくやしさって、天をあおぐか地をみつめるか、とにかく自分のオロカさを呪います。買っとくだけでなく、ちゃんと読め!て猛反省。さすがに三回買った本はないです。
    古本市に限らず、古本探しは「ふらっと」「何気なく」がモットーになりますね。欲張ると得る物は少なし。絶版本と出会えるのも運のめぐり合わせでしょうか。
    でも秋の古本市は散策がてらにはいいですよ。

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