若桑みどりさんの『絵画を読む イコノロジー入門』を読んでる途中。これ読みやすいし、おもしろいなあ。
美術作品をみるのに、「ただ感ずる」だけというのも否定はしないけど、「事実についての知識」をえて絵画をみることが感受性の否定にはならないという。よーするに、絵画をみるときに、社会構造や経済基盤や宗教や政治状況や権力関係や、はては心理学や慣習や伝統といったものの知識を総動員してみれば、奥行きをもってみれますよということ。そりゃそーだけど。美術鑑賞のための基礎体力づくりみたいな本です。がっちり体育会系てかんじ。
やっほー、kirynちゃん、若桑みどり氏の本って読みやすいよね。前にNHKのドキュメンタリーかなにかに出ていて、「私のような大学者が、なんで飯の用意を、、、」とぶーたれながら、子供にご飯を作ったりしていました(←記憶があやふやだけど)。人間としても味がある人みたいでした。
若桑さんの実兄がバフチンとか訳している川端香男里さんでしたよね。ロシアつながり。
おお、なんか業界裏話かしら、と思いきや、
NHKのドキュメンタリー? なんのドキュメンタリーだったんだろう。
みどりちゃんの本は読みやすいけど、しっかり勉強せぇよといわれてるみたいです。
川端香男里さんとご兄妹・・・これも一種の業界裏話?
あ、昨日やっと『死霊』手にいれましたよ。とりあえず一巻ずつ買っていきます。
えー、そうだったの?! 知らなかった。