電車にのって出かけたりするときには、とりあえず鞄のなかに本をつめこむ。疲れていて本を取り出す気が起こらないときもあり、なんのために本をもってきたのかと呆れるときもあるけど、何にもせずにぼーとしている時間が苦手なようだ。だから、銀行とかに行って、お金をおろすのに長蛇の列ができていたりすると、本もってきたらよかった、と思ってしまう。本を読みながら行列している姿がイケてるかどうかはともかく。
ただ電車のなかで本を読んでも、たいして読み進まないし、移動にあわせて中断せざるをえないから、あまり集中できない。1時間も乗っていれば別だろうけど、たいてい10分から30分の乗車時間である。
最近、PHSのメールに、ネットでひろって編集しておいた文章をPCから送っておいて、それを読むようにしてみた。いまさらな話で、そんなのみんなやってるよ〜だけど、携帯メールなるものに対してはわたしは否定派で(使いにくい、PCに比べるとはるかに時間がかかる、大量に打てないetc)、旅行にいくときぐらいしか利用していなかったのだ。人にもほとんど教えてないから、PHSにはメールはこない。もちろん、スクロールしながら読むやり方は決して読みやすいわけではないけど、10分単位の細切れの時間であれば、意外に使える。しかも結構な量の文章が送れるので、今いろいろ試し送りしている。ドイツ語の文法についての読み物とか、青空文庫で拾った小説とか。他に何が送れるか思案中。鞄が軽くなりそうで、ちょっといいかも。