ベンチでお茶

 スケジュール帳がそこそこ埋まりだしたので、当分お仕事モードでヒマなしになりそう。日記の更新も滞りがちになってきた(←ネタもない)。先日所用で京都に行くと、急行電車が特急仕立てになっていて、混み合っていた。行楽シーズンなのですね。行楽にいくヒマはなさそうだなあ。年末まではこんな調子だろうなあ。
 でもここのところずっといい天気なので、時間があれば保温用の水筒に紅茶をいれたものをもって、公園のベンチで本を読む。暖かそうに見えても、じっと座っていると冷えてくる。お茶があると少しは座っていられるみたい。
 タビアーニ兄弟がトルストイの『復活』を映画化したらしい。タビアーニ兄弟の映画は一時期集中的に見たなあ。イタリアを舞台にした映像は乾いていて、物語は幻想的だったり残酷だったりで、わたしにとってはツボにはまるものが多かった。『復活』は恋愛中心だけど、トルストイ独特の倫理感と世界観とエロス嫌悪が入り込んでいる小説。タビアーニ兄弟がそのあたりをどう表現するのか(あるいは無視するのか)、ちょっと楽しみ。

ベンチでお茶」への2件のフィードバック

  1. 木谷梨子★

    公園のベンチに座っている図って、傍目には何だかあたたかそうなイメージですものね♪ でも、夏にやると暑いし、秋以降にやると寒いし……。

  2. kiryn

    そのとおり。だから今しかありませぬ。石のベンチは底冷えするので、木のベンチがよろしいですが、風がふいてくるとやはり寒い。
    でも戸外で本を読むのはいいものですよ。開放感があって。梨子ちゃんの住んでるところだと、もう寒いかもしれないね。

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