映画

ヴィスコンティの『夏の嵐』を見ました。ちょっとでも別世界にひたって典雅な気分になれるかと期待したけど、なんかぜんぜんダメ。わたしの気分的には選択失敗。コメント書いても渋めになるだろうなあ。

映画」への18件のフィードバック

  1. ねこねこ

    ボンジュール!
    あたしは。ヴィスコンティーの「山猫」をみました。(笑)
    ちょっとでも。別世界にひたって・・・優雅な、演舞の気分になれるかな・・。って。でも。ぜんぜん駄目(苦笑)
     やっぱ。今月は、ロベルト・ロッセリーニを攻めようかと・・・。ははは。
    素敵な、水着は、みつかりましたか?
    ヴィスコンティーの「ベニスに死す」チックな、ボーダー水着?「髪結いの亭主」チックな、サクランボがついたニットの水着!!!もはや。水着にはなれないおばさんねこねこでした・・(悲)

  2. kiryn

    ねこねこさん、こんにちは。ねこねこさんはヴィスコンティ強化月間だったのですか? わたしも「ベニスに死す」はみているのですが、ほかに何をみたか覚えていないので、強化月間にしてもいいかな〜。
    水着って高い、、、と涙しつつ、試着しまくって気に入ったのを買いました。ビョルンくんのボーダー水着は、UV対応で肌の露出がなくてヨイかも。今でいえばエクササイズ系の水着の形ですね。
    サクランボのニット水着、あったあった。『夏物語』でアマンダ・ラングレが着ていた真っ赤なビキニもかわいかったです。

  3. 木谷梨子

    ヴィスコンティ。ぴくっ★ なんだか私もちょっと強化しようと思っていたりするんですよ。
    『夏の嵐』は観たことないけれど、渋いですかkirynさん的には……。あらん。やっぱり『ベニスに死す』は印象に残りますよね。(と言いつつ私はちょっと忘れ気味ですが…)
    ヴィスコンティは私にとって、DVDで見てもあんまし面白くない気がする映画作家です。劇場で観るとすごく感じ入ってしまうので不思議。。おうちで観るのに向いてないってことかしら……?

  4. kiryn

    こんにちは、梨子さん。
    >DVDで見てもあんまし面白くない
    あーそれはいえるかも。劇場でみたほうがいい映画ですよね、たしかに。
    「夏の嵐」は「渋い」っていういのかな〜、なんか痛々しくってちょっと見てられないよーというかんじでした。あ、でも舞台は同じくヴェネツィアだったわ。

  5. あさらしくん

    東京では「ヴィスコンティ映画祭」をやるんですね。銀ブラの後に、優雅な気持ちで、ヴィスコンティの映画でも見たいわ、、、(心に秋風、、、)
    http://www.asahi.com/event/
    >『夏物語』でアマンダ・ラングレが着ていた真っ赤なビキニもかわいかったです。
    あの真っ赤なビキニを着けたアマンダ・ラングレ(ポーリーヌ)のためだけの映画よね、あれは。

  6. kiryn

    (銀ブラ・・・っていうのかな今でも?)
    ヴィスコンティと優雅な気分はたしかに結びついているイメージなのですが、見ると結構ハードなんだなあ。
    >アマンダ・ラングレ(ポーリーヌ)のためだけの
    この強調の意味はにゃんだろー? わたしはあのどーしよーもない優柔不断男ガスパールくんも別に悪くないと思うだすよ。だって顔キレイだし。

  7. メアリ

    >ヴィスコンティ
    をを、時代を超えて観られているんですねえ(遠い目)。
    わたしは乙女の頃、映画館で耽溺しましただすよー。まだ経済が右肩上がりで、お嬢様系ファッションの時代だったので、『山猫』を観てもバート・ランカスター扮する公爵の心情がよく分からなかったのを憶えています。
    ベニスつながりでは、マリアノ・フォルチュ二イなるデザイナーのビザンチン風衣装にあこがれたものです、はい。

  8. kiryn

    あ、『山猫』みたい!クラウディア・カルディナーレの麗しいお姿がみたいよ〜。季節的に気温が下がってきたので、ヴィスコンティもそろそろ解禁でしょうか。
    マリアノ・フォルチュ二イ・・・知らない人だわ。メアリさん、おしえてくれてありがとう。検索かけても日本語ググルではあまりひっかからないなー。ビザンチン風衣装かー、そういやヴェネツィアの昔の衣装って、なにげにビザンティン風ですよね。
    ヴェネツィアはいいですね。映画もたくさんありますよね、『鳩の翼』とか。G・ジンメルのヴェネツィア論はけっこう好きでした。

  9. メアリ

    フォルチュニイ、こちらでし。
    http://www.fortuny.com/Home
    >『鳩の翼』
    ををっ。これです、これ!何年も前に見損なってしまっていたのです。DVDが出ていたのね。うれじいですー。kirynちゃんありがとー。
    >G・ジンメル
    ほうほう。独逸哲学ですね。澄んだ秋空にぴったりだわ。

  10. kiryn

    メアリさん、こんにちは。
    マリアノ・フォルチュニイの紹介ありがとう! デザイナーというからケンゾーとかゴルチエとかそーいうのをイメージしていたのですが、もっと昔の人なのですね。20世紀初頭のアートシーンに登場していた方だったのね。クリムトとかを思い出しました。ジンメルとかも時代的にかぶってますね。衣装も
    1ギリシア
    2ヴェネツィア
    3オリエント(日本までふくんで)
    と3つくらいインスピレーションの源があったのですね。
    メアリさんのあこがれるビザンツ風衣装って、皺加工したような生地が直線的に流れおちる、タイトなドレスですよね、きっと。あれステキですね。
    このサイトすごーくおもしろかったです。豪奢さの漂う耽美なサイトでしたわ。お気に入りにいれときます。メアリさん、ありがとー。
    『鳩の翼』は夜中に半目になりながら見たので、ストーリーをはっきり覚えてないのです。でもたしか原作がH・ジェイムズだし、もやもやした話を書く人だし、たぶんもやもやした話なのだろーと、、、ちょっと自信ないですが。でもヴェネツィアは堪能できますよ。そうそう、お墓に埋葬するシーンとかでてくるの。近郊の島の一つがお墓なんですよね、あそこって。ふしぎです。話がとぶけど、映画をみてていて、埋葬や墓にまつわる場面がでてくると、けっこう印象に残りますね。

  11. メアリ

    >皺加工したような生地が直線的に流れおちる、タイトなドレス
    ええ!こっちのメトロポリタンの画像だと良くわかりますが、細部まで気の遠くなるような美しさ。シルクで軽くて着心地もベストなんでしょうねぇ。
    http://www.metmuseum.org/to
    >埋葬や墓にまつわる場面
    今の日本は土葬はまずないですからね。教会墓地に行くと、昔の土葬墓があるんですよ。20年程前に火葬も許可になったそうです。

  12. kiyrn@煮詰まり気味

    あ、ほんとだ、メトロポリタンの画像は全身がうつってますね。色が渋い!
    >シルクで軽くて着心地もベスト
    たしかに。しかし、着物は寸胴だろうが短足だろうが隠してくれるスグレモノですが、この手のドレスは厳しいですよ、、、
    >教会墓地
    なにかで読んだんですけど、教会は生と死の両方をつかさどるけれど、日本の場合、「生」は神社(お宮参りね)、「死」はお寺と役割分担するそうです。死が「穢れ」であるゆえに、神の鎮座する場からは切り離すのだそうです。
    キリスト教の場合は、「生」より「死」により強く重点があるような気もするから、その点、「不浄」という感覚は薄いのかも。教会と墓地がくっついている理由?

  13. メアリ@差し水済み

    >着物は・・・スグレモノ
    そうそう!とうてい
    自分じゃ着れないのがナンですが、絹なので衣服内気候がよろしゅうおます(なんだかシルクにこだわりちう)。
    神社とお寺の役割分担のことはよう分からんのですが、国家政策によるのでしょうか?
    生か死か?両者の統合についてパウロがいろいろ書いていたような。そういえばもうすぐ死者の日だわ。街でハロウィーンのディスプレイを見かけるこの頃ですね。パンプキンパイ食べたし。

  14. kiryn

    メアリさん、こんにちは。
    お返事遅くなってごめんなさい。
    今日は雨がしとしとふって、家にいる分にはよいですが、お仕事にいかねばなりませぬ、、、イヤだよ〜。
    「死者の日」というのがあるのですか。おお、なんだか意味深そうな名前です。ハロウィーンも徐々にクリスマス並に日本に定着してきたようですが、宗教的ルーツとしてはこれに関係するのかしらん。
    知らないことがたくさんあるわー。

  15. メアリ

    「死者の日」の前日が「諸聖人の祭日」(聖人カレンダーからはみだした全ての聖人の日)なんですけど、ハロウィーンはこれのプロテスタント版行事ですね。ちなみにオルトドクスではイースター直後に死者供養を行うんだそうです。

  16. kiryn

    ふむふむ、なるほどー。「聖人カレンダーからはみだした」聖人って、たくさんおられるだろうなあ。はみだし聖人さまたちとハロウィーンのかぼちゃお化けがどうも結びつきませぬが、ま、アメリカ資本主義の洗礼をうけたお祭りになっちゃってるからなー。オリジナルが何をする日なのかよく分からんです。
    どうも死者供養は日本のお盆を思い出させて、夏のイメージが強いのですが、カトリックでは秋、オルトドクス(オーソドックスのラテン語??と分からないのでネットで検索すると、エチオピア正教!? ・・・もしかして、たんに東方正教のことだったりしますか?)だと春ですか。
    …冬がないわ。

  17. メアリ

    ハロウィンはケルト起源のお祭なんですね。知りませんでした。
    >オルト
    あいや失礼しました。orthoです、はい。
    ほんと、冬の死者供養がないのはどうしてかしら。クリスマス前後の期間がけっこう長くて、一息つくとイースター前の期間が始まるので、忙しいからかもしれませんね。

  18. kiryn

    ハロウィーンもおわり、死者の日もおわりましたでしょうか。
    >クリスマス前後の期間がけっこう長くて、一息つくとイースター前の期間が始まる
    そうかーそうですねー。11月もおわるともうクリスマス・シーズン。イースターのまえにも謝肉祭とかありますよね。冬は祭日が多いのかも。
    でも今年の秋はぜんぜん秋らしくなくて、あたたかいのはいいけど、なんだかなーてかんじです。寒いほうがクリスマス気分は盛り上がるような気がするなあ。

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