帰国

 帰国しました。
 時差ボケがなおらないまま北米ではほとんど寝ずに過ごし、帰国の飛行機はトラブルつづきで関空についたのは夜遅く。家では死んだように眠りこけた。おかげで(?)これからの生活には時差ボケは関係なさそう。
 KLMでもそうだったけど、NWのトラブルもひどい。まあ予定日中に帰国できただけマシなんだけど、疲れが倍増するね。あんな狭いエコノミーでは眠れないしブロイラー状態だし、ビジネスにのれるくらいにエラクなりたいよー。北米で飲んだコーヒーは薄いのが多くてあまりおいしくないんだけど、NWのコーヒーのまずさはすごかった。飲み干せなくて机の上においていたら、うとうとしてぶっちゃけてしまう。最悪。すぐに掃除できる体勢じゃないし、もうなんかどうでもよくなるね、こうなると。
 話はかわるけど、アメリカに入国するときはやたらチェックがきびしくて、荷物もぜんぶ鍵をあけておけと言われるんだけど、出国するときはさほど厳しくなかった(もちろん鍵はしめる、物を取られたという苦情多いし)。なのに、デトロイト行きの飛行機に乗る直前、搭乗口のなかで、わたしだけすごく厳しい服装・持ち物検査をされた。それこそ、手荷物はひとつひとつとりだして、化粧入れやコンタクトレンズケースやメガネケース、よく分からない品は内容を聞かれるにいたるまで、なかをいちいち確かめられた。わたしはそんなに怪しくみえるか??と賦に落ちなかった。でも帰国して、女の自爆テロが相次いでいるから、一人で乗り込んでくる東洋人の女は、とりあえずチェックしておこうとおもわせるぐらいには怪しいんだと言われた。エライ時代だわ・・・。
 ともかく、こんな調子でおいおい文章のっけていきます。てゆっか、写真載せたい。

帰国」への4件のフィードバック

  1. ナオ

    初めまして。cinemathekをよく拝見しています。
    私はヒースロー空港で(出国の際でしたが)、前が数人のアラブ系の女性で、一時列の流れが完全に止まって往生したことがあります。
    しかもその時、私は手荷物検査で化粧ポーチに入っていた「毛抜き」と「眉毛を切るはさみ」を没収されました(笑)

  2. nozaki

    kirynさん
    入国チェックの厳しさの異常ぶりは、サミット取材にアメリカに行った筑紫哲也氏も言ってましたね。アメリカではアラブ人とアジア人の区別がついていない空港の職員もいたとそのときの話にありましたが…
    ちなみに数ヶ月前日本に帰ったときの空港警備の厳戒さにも、ドイツの空港とに違いにびっくりしました。飛行機の乗り口ではなく、JRの改札口付近で荷物チェックを受けるというのは、すごいです。日本人だからパスポート見せただけで、荷物を開けて見せる必要はありませんでしたが。
    それと別の話ですが、最近やっと『ロッタちゃんと赤い自転車』を見てきました。BBSの方にそのうち簡単なコメント書きます!

  3. kiryn

    ナオさん、はじめまして。
    書き込みありがとうございます。
    毛抜きと眉毛カット用のはさみをとりあげられたとは、なんともトホホなお話だわ・・・。いくらんでも毛抜きは武器にはならんだろーに。
    イギリスは歴史がらみでアラブ系の移民が多そうですから、昨今の政治事情ではむべなるかな、でしょうか。
    でも、アメリカでは不思議とアラブ系・イスラム教圏の人たちは目にしませんでした。空港でも街中でも。カナダにもいったのですが、こちらは空港からたくさんいました。サンプル数が少ないからなんともいえないんだけど、どう解釈すべきかよくわかりません。

  4. kiryn

    nozakiさん
    こんにちは。そうですか、日本の空港警備もすざましいのですね。たしかに「日本人」として帰国してくるとチェックがあっさりしているから、自国の様相までは思い至りませんでした。たしかに、外国人用の入国審査は列をなしていましたね。まあ9・11前後だし、あちこちで自爆テロが相次いでいるから緊張が高まっているのは分かるんだけど、後味はよくないですよね、、、。
    ああロッタちゃん!
    せっかく書いてもらえるなら、ブログのほうに、と思ったんだけど、ロッタちゃんに関してのブログはもうないみたい、、、。bbsでも適当なブログでもかまいませんので、お気がむいたときにはぜひ!

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