世の中でいろんな事件がおこるたび、はたまた本を読むたびに、でてくる地名がどこにあるのかワカラン!という経験を何遍もくりかえし、このたびやっと地図帳なるものを買った。さっさと買えばいいものを、本屋にいっても地図のコーナーには足を運ばす、よって「地図帳買わなきゃ」という気持ちも思い出せなかったのだ。ようするに、なければないで別にいいと、必要度が低かったのだ。
今回ついに地図帳コーナーに足を運ぶ。中学生時分にもっていたような学校の副読本をイメージしていたのだけど、そういうお堅いのはなくて(いやあるのかもしれないけど)、きゃっちーな装丁に知恵蔵ばりのウンチクが地図のページより多いようなものが並んでいた。購入したのは『知れば知るほどみえてくる!!なるほど世界知図帳』という代物。地図の「地」が「知」になっているところがミソなのか、ここだけ字体の大きさと色が変わっている。
でも地図帳ってけっこうハマる。それ以後わたしの生活は、本を読む→地名がでてくる→地図帳登場→気がつくと「世界のワイン探訪」だの「世界の血液型分布」だの「日本からの直行便が発着する世界の都市」などのコーナーを読んでいる。この行動パターンは何かに似ているなあ・・・としばし考える。そうか、「気がつくとネットサーフしている自分」といっしょなんだ。でもいいわ、バルカン半島の「スタラ・プラニナ山脈」がどこにあるか分かったから。
地図帳! それはなつかしい感じ。私は学生時代を最後にご無沙汰してます。だから、昔の地図帳ならおうちにあるけど……数年の間にいろんな変化があって、日本の市町村名だって、外国の国名って、知らないのがいっぱいになってそう★
知図帳ってのも、ふるってますね!
>昔の地図帳ならおうちにある
エラーイ! わたしはもはや持っておらず、しょうがないから買いましたよん。でも地図帳って、楽しい。地名をさがすのにムキになりますね。プチ達成感を味わえるよな気がいたしますわ。
『地図の政治学』という気になるタイトルの本を買いました。まだ読んでないけど、おもしろそー。