雪のちらつく寒い春の一日、花粉症を気にして窓もほとんど開けず、本の処分にあけくれた。でもため込んでいるのは本だけじゃない。服もあるし、葉書・手紙類もあるし、写真・ネガの類もあるし、よくわからない雑貨もたくさんある。とにかくあまり考えずにガンガンすてる。年末のときに大掃除をしていなかったから、ほんとにたくさんゴミ袋ができた。
去年祖父が天寿まっとうで亡くなったのだが、独り住まいで跡継ぎもいないので、家そのものを処分した。とにかく大変だったと母から聞いた。物が多すぎて。おすそ分けということで、ものすごく古い石鹼とか、カチカチに固まった洗剤とかもらったのだが、こういう日用雑貨もやまほどあったらしい。
どれだけ自分が愛着をもつ品でも、死んでしまえば、人からすればただのゴミの山だよなあとつくづく思った。生きている間から死人のように暮らす必要はないんだけど、適度に物は処分しながら溜め込みすぎないようにするほうがいいと思うようになった。服は一着買ったら一着処分するとか、数年使っていない/着ていないものは処分するとか。自分なりにルールを決めて実行していこう、とゴミ袋の山をまえに誓った(反省した)。
>適度に物は処分しながら溜め込みすぎないようにするほうがいいと思うようになった。
えらいなあー。私は随分年齢を重ねてから、ようやくそう思えるようになりました。若いときは「これは一生ものだから!」と言い訳しつつ、色々買い込んだものだわ、、、ついでに顰蹙も買い込んでいたのだけど。
ま、kirynちゃんも物を整理したらスペースができたと思うので色々買ってくださいね。
えらいっつーかなんつーか、反面教師(祖父)が強烈だったんで・・・。齢80くらいの(多分)まだ耄碌していなかったころは、真空管のばかでかいラジオを「まだ使える」とかいって置いてましたからね。柱時計は4つも並んでいたし、開かずの間にはほぼ一世紀分の物はためこんであったんじゃないかと思います。死んでなお顰蹙を買っていました。
>物を整理したらスペースができたと思うので色々買ってくださいね
うー、また余計なもの買い込むんだろうなあ・・・。でもどーせ資本主義の世の中だし、わたしたちが踊ってあげないと、資本主義の神は死んでしまいますからね。踊ってやるともさ。とりあえず、タイムスリップグリコのおもちゃが欲しいなあ。
>真空管のばかでかいラジオ
わたしのアパートにもあります、真空管ラジオ。
>でもどーせ資本主義の世の中だし、わたしたちが踊ってあげないと、資本主義の神は死んでしまいますからね。
むかーしからわかっていたことなのに、最近になって急に「環境、環境」と言いつつ、「景気回復」と二律背反なこと言ってるし、途上国が怒るのも無理ないです。私は、とりあえず地球に優しくなるために、ヤフオクとeBayと古書店を使って、ガラクタ買ってます。
>とりあえず、タイムスリップグリコのおもちゃが欲しいなあ。
欲しいんだよねー。買うと安心するんだよねー。で、別に使うわけじゃないんだよねー(当然だけど)。お祖父ちゃんの血が騒いでるのかしら?
真空管ラジオなんて、ばかでかくて、じゃまになるだけではないのだろーか・・・。
>とりあえず地球に優しくなるために、
うちも、いつ読むかわからないけど、とりあえず買っとこうとか、とりあえずコピーしとこう、というかんじで、大量の紙が場所を占拠しています。ぜんぜん地球にやさしくないー、紙資源の無駄遣いー。
そういやわたしは先日、オタな友人につれられて、オタク街道散策をしてまいりました。あまり表には書きたくないですが、ここに入り浸っているシトたちは、ほんとに資本主義の神のために踊っている人たちであると思いました。
ついでにいうと、このときわたしはオタク放射能を猛烈に浴びたため、今脳がアレルギー反応をおこしかけています。酸欠状態です。美の宣教師いでよ、バイブル(森茉莉)を読まねば、です。
>お祖父ちゃんの血が騒いでるのかしら?
それはいやだー。