オペラのレコードを借りてみた。昔みた映画『カストラート』のレコードは持っているけど、本格的なオペラはぜんぜん無縁の世界。初挑戦です。
名前を聞いたことがあるという理由で、ジュゼッペ・ヴェルディとジャコモ・プッチーニを借りた。「アイーダ」とか「椿姫」とか「リゴレット」とか。「蝶々夫人」とか「トゥーランドット」とか「トスカ」とか「マノン・レスコー」とか。タイトルは聞いたことある。
まずプッチーニの「蝶々夫人」から聞き出したのだけれど、「すごくウルサイ」ことが分かった。ちょうど食事時で、落ち着いてごはんを食べられない。ガマンして聞いていたけど、超音波のような高音に耐え切れずに消してしまった。前途多難。
あとでもう一度挑戦してみた。独唱しているものとか、これなら聴きやすいという曲があることも分かった。よかった、なんとか聴けそう。好きな曲ができるといいなあ。
同意します。オペラは人間を楽器として極限状態に追い詰めたもの。「伝統」の名の下に長期間に渡る曲解が積み重なって、日本の歌舞伎のようになってるんじゃないかなあ。
あと、私はミュージカルもだめです。
もしかして「超音波」って書いたとこに「同意」してくれてます?? 無知さらけ出しすぎで、オペラ通の人に見られるとちょっと恥ずかしい日記になっているんですけどね・・・。
>人間を楽器として極限状態に追い詰めたもの
そういや、「カストラート」って映画は、そのまま、少年の声を残すためにcastrationするって話でした。そう思うと、人間ってけっこう目的のために人体改造してますよねー。
音波説には・・・同意してしまうかも。私はどちらかといえばオペラ好きなほうですが、狭い自室ではとても聴けないのです。耳だけじゃなくて頭の中に響いてきてしまって。。。(って、ほんとに好きなのだろうか。。。!?)痛いんですよね。人の声であることはまぎれもない事実なのに、声の枠を超えて超音波の域にまで達していますよね。そこが凄いのですけど。
ある程度ととのった環境で聴いて、なおかつ、筋書きなんかも知っていたりすれば、やっぱり感動するんですが……生活の中で自然に聴くのは難しいんですよね。これほど、さりげなくかけておくということができない音楽も、珍しいかもなぁ。。。
木谷さん、こんばんは。
わたしはクラシックでも、室内音楽のほうが好きで、オーケストラはダメなんですよね。それこそ、ある程度整った環境があれば違うのかもしれないけど、聞き流すには大げさすぎてしんどいというか・・・。
だから、オペラも、コーラスとか入るとダメなんだけど、一人で歌っているもの(アリアっていうの?ちがうかな)なら、気に入るのもあるんじゃないかなあと思っているのです。
オペラが大変なのは、ハマるととんでもなく奥が深そうだなあというところでしょうか。筋書きを知っていないとダメだろうし、いろんな「お約束」を知らないと楽しめないだろうなあと・・・(実は昔、友人に誘われて一度観にいったことがあるのですが、さっぱりでございました)。
ところで、木谷さんはオペラ好きなのね。どの辺りがお気に入りだったしますか?
フルオーケストラは私も随分聴いてないなぁ。。。室内で室内楽を聴くというのは理にかなっているように思われまする。
オペラといえばやはりヴェルディみたいですが、私はなぜか相性がよくないみたいであんまりヴェルディを聴かないです。作曲家によってだいぶ違いがあるようですので、、、試してみて気に入るのがあるといいですよね〜♪ 私もいいのに当たりたいです。
今日、ビゼーの「カルメン」+「アルルの女」のCDを聴きました。歌入ってないのでしたが(^^;; スペインの話なので熱狂的でかっこいいな〜というところもありつつ、荒々しすぎないようフランステイストでどこか優雅にまとめているのです。メロディーも美しい。これは気に入ったですね。
>オペラといえばやはりヴェルディ
そうなのですか。借りたレコードのうちだと、プッチーニのほうばかり聞いてますねぇ。ヴェルディは相性が合わないのか、単に良さが分からないのか。
ビゼー、気に入ったのが見つかってよかったですね〜。わたしもいろいろ聞いてみようっと。音感がよくないのか、なかなか耳になじまないんだけどね(歌詞も分からんし)。