今朝、パン焼き機で焼いたパンのなかに、乾燥防止剤が破裂して黒くなった粉末が混じっているのを発見して、ショックを受ける。昨日の夜中、寝ぼけ眼で粉を配合していたときに、ふすまのなかに入っていたものが混じりこんだらしい。なんで気が付かないの??と我ながら唖然としたが、1.5斤パンをそのままゴミ箱行きにしなくてはならないことにひたすら涙。
そんなわけで今日はパンを焼く気が失せ、失せたついでに、この冬最後のチーズフォンデュのために、隣町までフランスパンを買いに行くことにした。自転車を走らせていると、紅木蓮、百木蓮、雪柳、桜、梅と春の花が次々目に飛び込んでくる。ついでに花粉も飛び込んできて、目がしぱしぱする。春ですね。
隣町のモールに行ってしまうと、パンを買うだけではすまず、結局、いろいろ散財してしまった。まず豆狸(まめだ)のお稲荷さん。山葵のがとくに好き。黒糖のお稲荷さんもあって、めずらしいのでそれも買う。豆狸は見つけるとつい買ってしまうんだよなあ。もう条件反射。関西のお稲荷さんはふつう狐の耳の形で三角なのだが、なぜかここのは俵型。関東風なんだろうか? でも発祥は大阪梅田ってなってるんだけど? あと、京都小山園の抹茶クリームロール。サクサク感と甘さ控えめの抹茶クリームが美味しい。
本屋さんにもよって、『アンティゴネー』と『大奥』を買う。『大奥』はジェンダー逆転設定に興味があって気になっていた作品(将軍が女!)。『アンティゴネー』はこのまえジュディス・バトラーの『アンティゴネーの主張』を読んで、これがすごくおもしろく、オリジナルを読まねばと思っていたところだったから。
とはいえ、4月になってだいぶ忙しくなりそうなので、積読本が増えるだけかも・・・。当分、料理でストレス発散も無理っぽい。外食率が高まりそう。映画はなんとか時間をつくって、いいものを見たい(このまえ『オースティン・パワーズ』の続き物をみたけど、あまりのおバカさ加減に何も感想が出てこないので・・・)。
コンバンハ!
お稲荷さんの形が、関西と関東と
違うとは知りませんでした!
たまには、違う所に住んでみたいもの
ですよ・・・!!
Keikoさん、こんばんは。
お稲荷さん、こちらはフツウに三角で売っているのですが、関東は違うと聞いたことあるんですよ。やっぱりそちらは俵型ですか?
お稲荷さん以外にも、ドラえもんの好物「どら焼き」は、こちらでは「三笠焼き」と呼んでいる和菓子のことだと思います。子どものとき、マンガでみる「どら焼き」と、フツウに食べている「三笠焼き」は同じものだとは思ってませんでした。
俵型です!・・・コンバンハ♪
三角のは、雑誌の「お取り寄せ」企画
でしか見た事ありません。・・でも、
結構形だけで食欲のそそられ方って違ったりするんですよね・・!
でも、関東と関西の差異で一番自分に
とって衝撃的なのは、おうどんのつゆの
味でした。大阪の「今?」というお店
ご存知でしょうか・・・(いい加減)。
超有名店だと思うんですけど・・・、
後その近くのたこ焼き屋さん。
あまりに美味しくって、腹の底から
関東の味覚は洗練されてないと思った
瞬間でした。だしの効いた薄味は、
どうやったら作れるのでしょうか・・・?
Keikoさん、おはようございます。
やっぱりそちらは俵型なのですね〜。おもしろいですね。狐の耳の形と思えば、三角なのもカワイイですよ。
>衝撃的なのは、おうどんのつゆの味
関東のおうどんはつゆの色が黒い!というのは有名ですものね。わたしも東京でおうどん食べたときは、ほんとにおつゆが黒くて、ちょっとうれしくなりました。ダシで食べるというよりは、醤油の風味で食べるかんじですよね。
最近は讃岐うどんが席巻しているから、うどんそのもののコシが重視されてるけど、讃岐うどんも基本は、醤油で食べさせるみたいですね。甘めのダシが好きなわたしにとっては、ダシが二の次というかんじで、さほど好きではありません。たしかにおうどんそのものは美味しいのですが。
>だしの効いた薄味は、
どうやったら作れるのでしょうか・・・?
うーん、どうなんだろう? 味覚は育った地域の味に慣れていくところもあるから、食べなれた味が「美味しい」と感じてしまうものかもしれませんね。東京でいっしょにおうどんを食べた方はそちらの方で、「僕はこの醤油の味のうどんが好き」と仰ってましたし。わたしも、東京で食べると必ず喉が渇きます。味が濃いというか、塩分量が多目なんでしょうね(ま、一般に外食は塩っ気が強いのがフツウですが)。
そういや、関西の料理人の方が以前テレビで、にんにくや唐辛子が入っていると美味いのは当たり前、その味に慣れると素材の味が分からんようになる、舌がバカになる、かつおと昆布のダシで炊いたもんを食べなあかん、みたいなことを言っておられました。なんかすごく納得しちゃいました。