映画&豆腐プリン

 お仕事帰り、『ブロークバック・マウンテン』を観てきた。前評判が高かったので、情報をシャットアウトするのが大変だった。途中までは淡々として観れたけど、最後はもう涙ボロボロ。涙をふこうとかばんのなかからハンドタオルを出そうとするが、モノを詰め込みすぎててなかなか出てこない。心が揺さぶられて涙が出ているわりには、イライラ曲線も同時にうなぎ上り状態。今度から映画みるときは、ポケットにハンカチもしのばせておこうと反省した。感想はまた今度に。
 ところで、映画館にいくまえに、近くのカフェで豆腐プリンを食べた。黒蜜と黄粉をかけて食べるのだが、まったりしていて美味しい。ジャスミン茶とあわせると、さっぱりしていて余計においしい。煎茶と善哉の組み合わせに似ているかも。

映画&豆腐プリン」への14件のフィードバック

  1. 眠気ねこ

    kirynさん。こんばんわ。書き込みするのは久しぶりです。 以前、kirynさんから「映画と食べ物のことを書いてみたいい・・。」というような、レスをしただきましたが。(確か、アンナ・カリーナの目玉焼きのかわゆい食べ方!ってことで!)最近の、tea diaryは、食べ物系。それも、自作パンレシピ!「をを!!」と(笑)私も、HBが欲しくなりました。
     と、豆腐プリンですか・・・。マクロビちっく?な食生活の私としては、かなり惹かれます。 タマゴは入っているんだろうか・・・。(笑)  kirynさんが、涙するよなシネマ!これまた、興味津々・・。最近、映画館で映画を観てないので、ゴールデンウイークには、大画面で、みたいですなあ・・・ハンケチ持参するよな映画を!

  2. エイコ

    お久しぶりです。エイコです。
    わわ。『ブロークバック・マウンテン』ご覧になりましたね?
    私も観たよぅー。周囲にみた人があまりいないので、話ができなくて寂しかったです。
    わーい。感想楽しみにしてますね。

  3. kiryn

    眠気ねこさん、こんにちは。お久しぶりです。
    tea diaryは、もともとその名の通り、今日飲んだお茶についてメモする予定だったのですが、最初からお茶より食べ物のことばっかり書いていたような気がします。
    パンは最近うまく膨らまなくなって、原因が何なのか(イースト? 温度?)頭を悩ませております。パン焼き機の扱いがだんだん難しくなってきました。
    >豆腐プリン
    ここのお店、まさしくマクロビ系ですよ〜。玄米とか五穀なメニューがそろってます。禁煙なのもうれしいです。マクロビ、ロハス系カフェ、もっと増えてほしいです。プリンは多分卵入ってないと思います。まったりプルプルな食感で、すごく美味しいんですよ^−^
    >kirynさんが、涙するよなシネマ!
    わたし、映画みてると、たいがいすぐに感動しちゃって、涙ボロボロなんですよ。やっぱり大画面だったりするのも関係するのかなあ。観終わったあと、目が腫れぼったくてカコ悪!です。

  4. kiryn

    エイコさん、こんにちは。
    >『ブロークバック・マウンテン』
    話題作だから、という理由ではあまり見に行かないのですが、この映画はテーマ的に気になったので見に行こうと思ってました。
    >私も観たよぅー。周囲にみた人があまりいないので、話ができなくて寂しかったです。
     エイコさんもごらんになられたのね。よっしゃー、感想がんばります!(といっても、も少し待ってね…)
     この映画、いろいろいわれているけれど、わたしはやっぱり同性愛映画として見るべきじゃないのかなあと思いました。社会派的という意味で。ま、監督ご自身も、「永遠の愛」を描いたみたいなことを言ってるわけですが。

  5. めりの

    こんばんは!Kirinさん。
    なんだか、いろいろおいしそうです!
    いいですね…
    Kirinさんの感想が読みたいです>ブロークバックマウンテン…
    そういえば有名なスミルノフ教授のBLOGで
    アニメになってる(主人公二人がうさぎさんの)すごく上手いフラッシュアニメを紹介されていました。
    ・・・それで観た気になったりして^_^;
    私はたぶんDVDにならないと観ることが出来ないだろうから、ある程度映画評を読んでから観賞することになるんでしょう。
    ・・・そうそう、Yasoの3冊目が発売されていました。三島由紀夫の憂国や切腹ネタ、それに嶽本野ばらさんの小説もありました。耽美特集なのですが、お薦めです…でもなぜか、三島とレーザーラモンHGってルックスがにているかもなんて思ってしまった…(ううっ)
    観たいのですが>ブロークバックマウンテン、やっぱ私も泣虫なので、ハンカチはタオル地がいいのでしょう。
    感想私も是非読ませていただきたいです♪

  6. kiryn

    めりのさん、こんばんは。
    >有名なスミルノフ教授のBLOG
    ダレですかそりは?、、、と思ってググってみる・・・うーん知らない人が出てきたよー。肝心のフラッシュアニメ、また探してみます。
    Yasoって『夜想』? 今Yasoって言うんですか? 内容的にはあんまり変わってなさそうですね(?) 
    >三島とレーザーラモンHGってルックスがにているかも
    ひ〜、それってガタイがいいからですか〜。でも三島はギョロ目だけど、HGの目は子犬っぽいよん。だいたいあいつ、ゲイじゃないし。芸風、最初から気に食わないっす。ゲイ風でいくなら最後まで貫き通せ!といいたいです。
    ブロークバックマウテン、泣けます。わたしにとっては、痛々しくて泣けたところと、くやし涙みたいなところもあります。純愛モノとは別に思わなかったです(ふつうはそう見るのかなあ・・・)
    あ、でもネタばれにならないよう、映画を見てから読まれたほうがいいかもしれませんよ。

  7. めりの

    Kirinさま!
    すみませんレス遅くて!
    BLOGLog引越し中なんです…。
    あたらしいBLOGでの表示ともタタカッテマス。
    あ、私のことはさておき。
    スミルノフ教授、ご存じなかったんですね。まわしものじゃないけど、
    ● 30秒で分かるブロークバック・マウンテン
    これで〜す!可愛い♪でしょ。
    http://prof.suemeweb.com/lo
    では〜うちのBLOGにKirinさんのBLOGもリンクさせていただいています。リンクフリーでないなら、おっしゃってください!
    「ブロークバック…」観たいです…。
    でも可哀相な展開なら落込んじゃうかも。
    ではでは!

  8. kiryn

    めりのさん
    >● 30秒で分かるブロークバック・マウンテン
    見ました! なにこれ、めちゃおかしい〜。しかもストーリーがそのまんまですよコレ。おもしろいの紹介してくれてありがとう!
    >うちのBLOGにKirinさんのBLOGもリンクさせていただいています。
    ありがとうございます^^
    わたしもめりのさんとこ、行きやすいようにリンクはらしてくださいね。お引越しがうまくいきますように。
    「ブロークバック」、多分めりのさんにはおすすめです(←勝手にきめつけ?)。いい映画なんですよ。ただわたしは「こんな世界で生きるのしんどいよ〜」とか思ってしまって、、、。主人公二人も、世の中に対して闘う!というより、ヘタレなタイプ。その辺のナイーブさは気に入ってます。

  9. めりの

    どうもです♪
    BLOGカスタマイズがへたっぴしてたので
    急遽いろいろ変更したりしていました。
    30秒のかわいいでしょ♪
    ブロークバック・マウンテン、せつなそうですね…素直に泣けて、ああ、いいお話だったとカフェでソイラテにクッキーでも囓ってる自分を想像してしまいます。
    愛し合ってるのに、環境や時代が、プレッシャーになって、というのは、怖い話ですよね。ストーリーを読んだだけで、なんとなく福永武彦とか、スーザンヒルとか連想してしまった。もちろん、花の香りだけがして、そこに花はないような、つまりPlatonicなイメージなのですが。
    ハードルを満身創痍で跳ぶ事が出来る人達だったらどうだったのかな、とか。
    どうもたくさんの投げかけのある映画のようで、劇場に間に合わなければ、必ずDVDを観ようと思っています。

  10. kiryn

    めりのさん、こんにちは。
    お返事遅くなりました。
    ブロークバック、たしかに見終わったあとに、ソイラテとクッキーってかんじかも(豆乳わりと好きだけど、いつも余る、、、)
    福永武彦さんは、たしかにプラトニックなイメージ残ってます。読むと眠くなっていたので、あんまり覚えてないんですけど。うーん、ブロークバックと似てるかどうか? 
    主人公、言葉少ないというか、口下手というか、いろんな不安を抱え込んでいる人なんだけど、それが何なのか明らかにするのを恐れているようにも、ぐっと我慢している人のようにも思えました。言葉にできない何かを丸ごと抱え込んで、傷を負っているような印象で、そういうのが多分見ていてつらい部分なんですね、わたしにとっては。
    >ハードルを満身創痍で跳ぶ事が出来る人達だったらどうだったのかな、とか。
    それだときっと別の映画になってますね^^
    この映画、社会派っぽいところとセンチメンタルな部分とが混じっていて、ちょっと評価しづらいです。『青い棘』ならきっとがっつり別世界なんでしょうけどねー。

  11. めりの

    ブロークバック・マウンテン、観たいです。
    『青い棘』は、生き急ぎすぎる悲劇というか。男女の愛というか「性別にこだわらず」もどかしい年代を描かれていると思います。BLとか萌えとかいうのではないです。思い詰める息苦しさとか。方法論や打算で答を出せない年代というのかな…。

  12. kiryn

    >生き急ぎすぎる悲劇というか。男女の愛というか「性別にこだわらず」もどかしい年代
    うんうん、たしかにそんなのをイメージしています。「性別にこだわらず」もどかしい、ってうまい表現です。そのもどかしさを上手く表現できていれば、別世界にどっぷり浸からせてくれる(堪能させてくれる)のではないかと、期待しているんですよ。(←わたしの日常がいかに殺伐としているかってことでもある・・・)
    >BLとか萌えとかいうのではないです。
    あの監督がそのノリで映画を作ってたら、カルくツッコミが入りましてよ。萩尾さんだから、よっしゃ〜てかんじなんですよぉ。あー、でもわかんないな、ドイツの本屋にもそれ系としか思えないマンガ置いてたもんなー。ま、でも映画のほうは、めりのさんが太鼓判押しているのでダイジョブでしょう!?

  13. めりの

    『青い棘』は鏡花的世界観を、ギュンターは持っているのです、シェイクスピア的な、悲劇のハートを。
    恋のためだけに、死ぬというのが、実践でなく詩や小説、戯曲に花開いていたら一番良かった、とも言えます、でも若いので実践してしまうんですね。
    愛に自分の命を捧げる行為という、美学なんです。(間違ってるけどね、自分も他人も命を粗末にしちゃいけません。)というかセンチメント。『青い棘』はもしこれが男女のカップルでも、「そんなに好きだったんだ…」とも言えます。そんなに注目されなかったかもしれない(カルメンのホセがギュンターみたいなイメージだよね)同性でなければ正直注目度は低かったかも…。歌舞伎や近松っぽいんですよ。ファサードを外して骨組にしてしまえば。
    愛に本気なんだから、しかも10代だからこそ潔癖さが、刺さる。
    ブロークバックのあらすじは、これ、男女に置換えたら、好きになれない、かも。
    というのがある。どっちも流されて家庭を持っちゃうんですよね、ゲイであることはひた隠しにして?大好きなのに?
    私的に、好きで相愛なのに貫かずに他のひとと家庭を持って・・・という打算が美しさでは(可哀相な時代ではあるけど美しくない)奥さんや子供はどうよ?という。
    自分、ゲイも好きだけど自分自身は女なので、自分より愛する人がいるダンナサマと暮すのは泣けちゃうよ、と思うの。
    みてないので、あらすじ的な感想として。ゲイでなくても、本当に好きな人がいるのに、世間体で、しかも奥さんにはゲイだとも言わないで結婚しちゃったみたいな展開が・・・不幸にならないなんて、言えるかな。心を打算の檻に入れるのはいやだなぁと。(観てないので勘違い解釈があったらご指摘ください。)
    うん、気の迷いでもそのとき奥さんが世界で一番好きになったけどやっぱりゲイだった、というのなら、いいです。しょうがないし。
    ゲイだからって贔屓はしないし、ストレートだからって打算なら意味ないと思ってます。うん。きれい事といってくだされ。

  14. kiryn

    めりのさん、長文レスありがとう。
    『青い棘』、鏡花的シェークスピア的歌舞伎的世界だという解釈、とてもおもしろく思いました。暗い情念で密かに体温が上がる類の恋というよりは、もっと陽性で破滅的な恋のイメージでしょうか。ギュンターがホセのタイプならば、じゃあ『マノン・レスコー』のシュヴァリエにも近いのかな。
    だとすると、萩尾さんの世界とはまた少し違うのかも。萩尾さんのは、美学に徹するより、救済とか、何か別のテーマのほうが比重を占めている気がします。
    『ブロークバック』は『青い棘』に比べると、どうしても俗臭は漂いますよ。
    >奥さんや子供はどうよ?という。
    こどもとの関係はまだしも、奥さんとの関係は、まあ予想どおりの展開です。主人公二人とも結婚生活では必ずしも幸福ではなくて、逆に現実のどうしようもなさに耐えられなくなって、「昔の恋」=ブロークバック・マウンテンで逢引する、それでなんとか心の均衡を保とうとする、、、ってことですから。男と女に置き換えると、いまさら新味を出すのは非常に難しい、いわゆる不倫映画になるでしょうね。
    まあわたしも正直、ゲイ・バッシングという社会的・時代的要素に重点を置いて見ないと興味がもてないところはあります(レビューもそこに重点をおいて書いてますね)。恋愛映画という点でみれば、ぐっとくる美学とかはないですよ。リアリティ感のある恋愛物のほうが好きな人にとっては、「わかりやすい」映画かもしれません。『青い棘』タイプのほうが好みというのは、少数派かもしれませんね。

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