生クリームとふわふわスポンジの「いわゆる」ケーキは好きではないため、ここのところ街中で大量販売しているクリスマスケーキにはまったく食指が動かない。それで、クリスマスに便乗して、ビスコッティーノとガトー・ショコラを焼いてみることにした。パンと同じで、口溶けのよい柔らかいケーキよりも、固くて味もがっしりしているケーキのほうが好きみたい。
ビスコッティーノって、ミルクティやカフェオレにつけながら食べるとすごく美味しいので大好きなのだけど、作ってみて意外と簡単だったのでびっくりした。ちゃんとああいう固い仕上がりになった。今回は、オレンジピールだのアーモンドだのアーモンド・パウダーだのを買いに走ったので、下準備が面倒だったけど、そういうのは別に省いてもいいような気がする(ま、オレンジピールとかナッツ類があるから美味しいのかもしれないけど・・・すぐにレシピから逸脱するいつものクセが)。四角く焼いて包丁でざくざく切ってもう一度焼くので、型抜きする必要もなく、ほんとに簡単。
ビスコッティーノも細長いお菓子だけど、最近は、ショートケーキ型やパウンド型よりも、細長い形に心惹かれる。チーズケーキとかスティック状になっていると、それだけでおいしそうに見える。そんなわけで、正方形の焼き型を買った。15cm四方を探していたけどなかなか見つからず、18cm四方で手をうった。まあ大は小を兼ねるでしょう。とりあえずこれで細長いお菓子は作れるハズ。あとは一辺3cmか5cmくらいの立方体のケーキをゴロゴロ作ってみたいなー。