柳沢厚生労働相の「女性は子どもを産む機械」発言。
この人にとっては、自分の母親と妻と娘(いるとして)ももちろん「子産み機械」ですよね。自分の身内の「機械」はどれだけ少子化に「貢献」したんですかね? 「生産量」をとりあえず公表してよ。
男女を問わずどんな人間も「母」から生まれるのであって、「機械」から生まれるのではない。言う必要もないくらい当たり前のことだと思ってたけど。ま、「機械」から生まれたのはご本人だけってことでオケ? その「機械」から生まれた人間(人間?)は、どんなにご立派な「家族像」や「教育理念」をお持ちなのかも、ぜひ語ってほしいところだ。
この国の政治家と官僚は、いかに金をかけずに子どもを増やすか、そういう発想しかしないってことがよく分かるエピソードだ。国の舵取りをしている連中がそういうセコイ発想をしているかぎり、少子化は止まらないだろうよ。
こんちわー!
まだおったんですね、この手の話を出す連中。政治家って化石なんですよね、この国…。
柳沢さん、もしかして、機械に焼き餅焼いてるんじゃない?!?!
「ぼ、ぼ、僕は、機械はおろか、ど、ど、ど、道具にもなりません…」とか…(プッ)♪
朝から、失礼しました…★
遊民さん
怒りのブログにレスをつけてくれてありがとう。
>まだおったんですね、この手の話を出す連中。
まだいた、というより、最近のバックラッシュがらみでも、のさばりだしている、というのが正確な気がします。安部だって、「厳重注意」するだけで、即効に首を切ることはしないわけですから。
男の人ももっと怒っていいと思うんですけどね・・・。自分の母親や妻や恋人は「機械」ではないし、自分も自分の子どもも「製品」ではないって。女の問題だけでなく、男の問題としても捉え返していくことが必要なんじゃないのかなあ。ホント、女性議員の批判行動だけでなく、子育て世代の男性議員も超党派で批判声明とか出してよ〜。
>「ぼ、ぼ、僕は、機械はおろか、ど、ど、ど、道具にもなりません…」とか…
釈明会見のときにでもこう答えることができたら、「あらそうなの? じゃあとりあえず生暖かい目で見守ってあげるわ」って言ってあげます。
こんばんは。
本当にひどい大臣ですね。
感性が欠落しているというか、心の風景が寒い気がしてきます。
人や命についての考え方が貧しい政治家が目立ちますね。
birdさん、こんにちは。
ほんとにそうですよね。そんな風に思わせたらダメですよね。
この大臣は官僚的な発想が強い人なのでしょうけれど、政治家はもっと人々の心の機微に敏感でないと(たとえ嘘でも!)、とても務まりませんよね。
少子化問題は、福祉削減や長時間労働の慢性化や「残業代ゼロ法案」を導入しかねない今の日本の状況とものすごく連動しているから、今回の舌禍事件を利用する側も、「女性固有の問題」に絞らずに、もっと構造的な問題を問う方向へ向けてほしいなあと思ってます。
昔、田中正造は、売娼問題から派生した性病について、病原菌をもった女性側を糾弾する風潮に対して、男も撒き散らしておるやろ!と言ったのを思い出しました。
あえて、女性が機械だとすれば、男性もまた機械に過ぎない、って程度の平等意識が欠落しているのも不思議。
言葉通りに考えると、男は機械から生まれて機械とすべきことをやって、生まれた赤ちゃんに唐辛子が付いてなければ、その妻は機械として別の機械を生んだことになるのか…。
なんせか、この手の意味不明発言は、そうですね、kirynさんの仰るように、最近、幅をきかせているんですな。柳沢と阿部の妻という機械を、じゃあ、競りにかけてもらおう♪ 男性本人は、500円ずつくらいからスタート…♪
遊民さん、こんにちは。
>あえて、女性が機械だとすれば、男性もまた機械に過ぎない、って程度の平等意識が欠落しているのも不思議。
そのとおりですよホントに。わたしは単純にこういう発言すること自体、女性一般ではなく、なにより自分の母親に対する冒涜じゃないの?と思っちゃうんですけどね。
この大臣、70代だそうですが、年配の世代にはこういう感覚は「普通」らしいですね(と、タチバナタカシがブログで書いていた)。
今じゃ老害だよ・・・
でも権力握っているのはこの世代なのだなー。
>男性本人は、500円ずつくらいから
それは安いのか高いのか、よく分かりません、、、
まあ、自国民の再生産を軌道にのせるための環境づくりや法整備は国のお仕事なわけで、それがここ10年は的をはずしてばかりであちこち煮詰まってきているところに、あの立場でこの発言でしたからね。少子化対策がうまくいかない元凶の一つと目されても仕方ないでしょうね。
でも野党の対応もなー、なんで審議をボイコットすんの??
kirynさん、こんにちは。
なんだか知らないうちに、日本の政治はとんでもないことになってますね。
ちなみにドイツに目を向けてみると、絶対あり得ないよなー、こんな発言、と思います。
なにしろ家族省の大臣をやってるフォン・デン・ライエンという女性は、7人も(!)子供を産んでいますからね。そういう人がキャリアを積んでいけるような環境が用意されています。
nozakiさん、こんばんは。
7人!!
日本じゃそんなのおばあちゃんの世代の出生数ですよー。
日本の状況があまりにヒサンなので、最近、もうヨーロッパに「出産移民」する?という話もちらほら聞きますわー。ヨーロッパ人と結婚された日本人女性のほとんどは、聞き知るかぎり、子育てのためにはヨーロッパにいるほうがいいと考えるようです。そりゃそーだよね・・・。
>絶対あり得ないよなー、こんな発言、
この国のおエライさんは「家族」が大好きなんですけど、その「家族」は介護や育児で「国」にお金をせびったりしない「家族」なんですね。でも「国」のために滅私奉公することだけは相変わらず要求するんです。で、「子どもは産め、でも金はやらん」というのが基本方針なのですよ。さすがにまずいと思い始めているのか、小出しでちびちび金を出すんですけど、抜本的改革をする気なし(掛け声だけね)。
妊娠・出産費用は保険はきかず、全額自己負担がデフォルト(あとで申請してやっと雀の涙ほどが返ってくる仕組み)。育児手当は月額5千円。母子家庭の手当ては徐々に削減の予定。ヨーロッパの水準からみると、あきれるほどだと思います。