芦屋にあるヨドコウ迎賓館旧山邑家住宅をみてきた。
フランク・ロイド・ライトの作品ということで、昔行ったことがあるのだけど、まったく覚えていない。行ったら思い出すかとも思ったけど、やっぱり思い出せなかった。いったい何をみていたのやら・・・。
個人の別荘とあって、意外とこじんまりしている。内装をみていると、縦や横にすーっと走る木目や幾何学模様の家具など、存在感がある。石を彫刻してあったり、なかなかデコラティヴ。
3階には和室や寝室がずらーっと連なっている。端っこの部屋も小さなバルコニーがつけられていて、空間的に外へと延長していくかんじがおもしろかった。
いちばん上の階が食堂と厨房があって、広いバルコニーが広がっている。厨房には当時(大正時代)の家電などはもうないのだけれど、冷蔵庫やオーブンなど当時最新の家電を導入していたらしい。電気代もすごかったのだとか。いったいどんな料理がつくられていたんだろう。ダイニングも、広くはないけど天井が高くていいかんじ。こんなところでごはんを食べたらおいしいだろうなあ。