バウンド

Bound
1996 年 米
監督: ラリー&アンディ・ウォシャウスキー
出演: ジェニファー・ティリー
ジーナ・ガーション
ジョー・パントリアーノ


 視線を交わした二人がいきなり恋に落ちて、初っ端からヒートアップ! あまりのカッコよさにクラクラします。
 男たちがマフィア社会の掟に縛られて、ある意味、旧態依然とした行動パターンをとっているのに対して、コーキー&ヴァイオレットのスマートさはホントにクール!
 しかもブレインであるコーキー(カッコいい姉貴&マニッシュ)が、トラブったヴァイオレット(ベティさんか?と思わせるほどのお色気&フェミニン)を救いに行くのかと思いきや、コーキーにはほとんど実戦の活躍なし。「守られる」タイプっぽかったヴァイオレットが、自力でがんがん窮地を脱していくのも、監督のひねりなんでしょうね。
 ジェンダー・パターンを気持ちよく肩透かしさせていて、うまいなあと感心しました。
by kiryn (2001/10/9)


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